2009-01-01から1年間の記事一覧
2009年の締めにあたって(→筆者は明日の大晦日も「仕事」なのよ)このコーナー恒例の<今年1年観た劇場新作映画>を振り返ろうと思います。勿論、試写会にリバイバル、TV放送、DVDで観たものは除外します。 1:「チェ 28歳の革命」(1月) 2…
いろいろあって間が空きました・・・察して下さい。で、今回紹介するのはスーザン・サランドンの乳出し&腋毛出しありの「ぼくの美しい人だから」とダイアン・レイン主演「理想の恋人.com」の恋愛映画2本・・・嘘です。両方ともいい映画ですけどね、こ…
全盛期を知る筆者的には近年低調な感が否めない香港映画界ではありますが(例外は「インファナル・アフェア」シリーズぐらいか)、その中において奮闘している監督の一人がジョニー・トーでしょう。彼もいろいろ撮っているので全作観ている訳ではありません…
「1999年7の月、地球に恐怖の大王がやってくる・・・」とは、かのノストラダムスによる有名な「諸世紀」の一節。70〜80年代の人類は、この予言に恐怖した。幸い何事もなく、結果外れたわけだが(でも「恐怖の大王」には会いたかったな〜)2012…
ブラッド・ピット主演にしてクエンティン・タランティーノの最新作「イングロリアス・バスターズ」を観る。約10年前に製作を発表したものの、脚本に煮詰まり(笑)ユマ・サーマンとの再会から「キル・ビル」2部作作った後に、ようやく完成した作品なんだ…
ここ数年、何気に思っていたことだが・・・ちょっと日本のアニメの設定とかって最近リアル過ぎないかい?リアルになればなるほど表現も窮屈になっていく気もするし。その反動か、一昔前のようなありえないけど豪快な作品が観たくなったりもするわけ。 そこで…
暇があるうちに更新しておきます! 日本ではごく一部の作家の作品以外、あんまり入ってこない「スペイン映画」ですが、あちらではサスペンスものが盛んに作られているようです(筆者私見)。そんな中、製作された映画「REC/レック」(’07)は「ブレア…
ようやく読み終えましたよ。山崎豊子先生の「沈まぬ太陽」、文庫本計5冊(2300頁超)!そして、映画化された作品は上映時間堂々3時間22分!!すごく正直にいえば「感動した!」とか、そのテの感慨は皆無だけれど、飽きずに観られたし、正攻法で作ら…
またまた更新があいてしまいました(忙しいのよ、察して:汗)。で、今回は<Jホラー>・・・です。季節感全く関係なし(苦笑)。 筆者は20世紀日本製少年なので、勿論漫画やアニメに幼少時から接してきたわけなのですが<心の中の生涯漫画ベスト10>に…
多忙につき更新が遅くなりました。新旧含めてネタはあるものの、詳しく調べている時間がない(涙)!そこで今回は「徒然草」方式(by吉田兼好)で書いてみます。 1:前回からの<東野圭吾>つながりで書くと、映画「さまよう刃」を先日鑑賞。現行の「少年…
作家・東野圭吾のファンであることを何度も公言している筆者だが、御大はミステリー以外にも様々なジャンルを書いておられる。そのうちの一つが2003年に発表された「手紙」(→映画化は2006年)。肉親に犯罪者を持った家族に焦点を当てた社会派作だ。…
今年は太宰治と松本清張の生誕100年ということで、ごく一部で盛り上がっているようですが(笑)松田優作の没後20年目でもある!そこで「伝説のアクションスター」松田優作のハードボイルドにしてバイオレンス+ピカレスクロマンの「蘇える金狼」(’79…
季節はすっかり秋ですが、ここでイタリア製怪奇映画を(意味不明)^^。マリオ・バーヴァ監督といえばイタリアン・ホラーの超メジャー作「血塗られた墓標」(’60:バーバラ・スティールが冒頭トゲトゲの付いた仮面で処刑される場面は有名)で知られる御方…
先日、試写会で清水崇監督の新作にして日本初の長編3D映画「戦慄迷宮3D」を観賞(→「仕事」っす)。さすがの筆者も・・・早朝からホラーはちときつかった(苦笑)。かつてディズニーランドにあった「キャプテンEO」以来、3D眼鏡を着けたし(いつの話…
ハードな日々ゆえ更新期間が空いてしまいました(汗)。先日、「20世紀少年 ぼくらの旗」を観たんですけど・・・漫画同様、イマイチなオチでした(苦笑)。漫画以上のことは何もないシリーズだとは思っていましたが(未来都市はほとんど「ブレードランナー…
先日の衆院選で自●党に対し大いに溜飲を下げたが・・・依然ストレスの多い世の中である。そんな「ストレス社会」の一服の清涼剤・・・それが「マカロニウエスタン」!やっぱりストレス発散にはドンパチが1番(笑)。 中でも筆者贔屓の知る人ぞ知るイタリア…
世の中、週末の総選挙といけないクスリの話で持ちきりですが(苦笑:この国、まじで大丈夫かよ)全く関係ない映画のお話で現実逃避しましょう(笑)!「●ューズ●ィーク日本版」に掲載された<AFIの「偉大なアメリカ映画ベスト100>の考察3回目です。…
今年は太宰治と松本清張の「生誕100年」ということで映画公開が相次ぐようですが(=分かり易いから企画が通りやすかったんだろうね^^)・・・マツキヨ原作(byみうらじゅん)で秋公開の広末涼子主演作「ゼロの焦点」は大丈夫か?この「ゼロの焦点」…
余りの忙しさに(現在も超多忙)週1ペースの更新目標ながらお休みしてしまいました。そこで久々に<番外編>でお茶を濁そうかな、と(ぶっちゃけ面白い映画なんてものは年に数十本観たとしても、それほどないことはディープなファンならわかっていると思う…
先日、「失われた映画」のジャンルとして艶笑コメディーを追悼したが・・・しっかり生き残ってました!だって最近2本も観たばっかりだし(で、どちらも面白かった)^^。まずはウディ・アレンの最新作「それでも恋するバルセロナ」。スペインはバルセロナ…
前回からの<アニメつながり>ということで今回紹介するのは「WALL・E/ウォーリー」である^^。正直、日本男子としては従来のセル画によるアニメの方が絶対的に好みではあるのだが、ピクサーの3D作品は「トイ・ストーリー」を始め、ポイントポイン…
かつての大人気TVアニメーション「新世紀エヴァンゲリオン」を再構築して映画化した「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」(全4部作の内の2本目)を大勢の学生さんたちに交じって観てきやした(苦笑)。「序」の予告が衝撃的だったので、多少の期待はしてい…
近年、ホラー映画ー素直に書けば「ゾンビ映画」が80年代を彷彿させる勢いを誇っていて嬉しい限りだが(=筆者はロメロの本家ゾンビをリアルタイムで体感した世代)、そんな中またまた新たな「ゾンビ」が誕生した!!その名も「ゾンビ・ストリッパーズ」!…
「このブログにはコメディが少ないなぁ」と少々反省し、暇じゃないのにいろいろ思い出したり観たりしたのですが・・・どうもイマイチしっくりこない。「少林サッカー」で世界を爆笑の渦に叩き込んだ香港のチャウ・シンチーによる「ミラクル7号」は、可愛い…
前回の「鉄人28号」に続き、今回はアメリカ製のロボットもの「アイアンマン」(’08)を紹介(継投は何気に考えているのだ)。これまた、いま流行りのアメコミの実写映画化ですが、やっぱり筆者的には<モビルスーツ>と<パワードスーツ>は外せないのだ…
現在、お台場にて建造中の実物大ガンダム(全長18メートル!さすがにルナチタニウム製じゃないけど)。公開された暁には絶対に見に行くつもりだが、それにしても日本男子はロボット好きだよな(勿論、ヒト型)^^。 筆者の少年時代は実写のヒーローもの(…
その昔、テレビ東京の昼間に繰り返し放送されたイタリア映画「青い体験」(’73)。こういう「プライベート・レッスンもの(=このタイトルずばりの映画もあり)」もAVの台頭と共に消えましたな(いいんだか悪いんだか)。その「青い〜」に出演していたお…
先日、タランティーノの新作「イングロリアス・バスターズ」のアメリカ本国版予告編を観る機会があった(マスコミにいると、こういう利点もあるのだよ♪ちなみに日本公開は10月予定)。第2次大戦もので主演はブラッド・ピット!予告ではブラピ演じる将校が…
先日、映画マニアの間で評判の韓流映画「チェイサー」(’08)を観賞。ポン・ジュノによる「殺人の追憶」(’03)の素晴らしさがわかる人&犯罪研究に興味のある人には大々々御薦めです(わからん人は見なくてもよろし)!!今作は「殺人〜」同様、200…
「これで俳優を引退するかもしれない」とクリント・イーストウッドが語った主演&監督作「グラン・トリノ」。つい、この前監督作「チェンジリング」観たばっかなんで、少々生き急いでる気がしなくもないが。筆者はイーストウッドの熱心なファンではないのだ…