<其の822>「デューン PART2」短評

 バタバタしてたら4月になりました。今年は桜が咲くの遅かったね(苦笑)。

 つい先日、視力が悪くなったので眼鏡を新調。すると程なくスマホのバッテリーが死にかけてたので、急遽スマホも新しくした(金かかるわ~)・・その際、機種変したのが災いしてアプリ&データ移行に超手間かかったし、操作方法も未だよく分からずで、ストレスが溜まる今日この頃・・・(疲)。

 

 ようやく「デューン  砂の惑星PART2」を観にいけました。皆さん言わないけど、、、前作は「DUNE╱デューン  砂の惑星」の表記だったので何気に変わってる(苦笑)。

 フランク・ハーバートの同名原作小説は超メジャーだから、いつもの粗筋紹介は割愛します→→→さすがにこの作品に関しては前作観てないのに映画館に行く人はいないだろう(笑)。この<続編>もドゥニ・ヴィルヌーヴ監督(彼のキャリア初の続編演出)の原作愛(製作、共同脚本も兼任)&審美眼に基づいて撮影された超大作(あれこれカットしたそうだが、それでも上映時間166分)!砂漠の風景ほか、ヴィルヌーヴ作品の特徴のひとつである“映像美”が全編において堪能できる(前作は約40%をIMAXカメラで撮影したそうだが、今作は100%IMAXカメラ!!でも筆者はノーマルのスクリーンでの鑑賞・・・ヴィルヌーヴ監督、ごめんね)。

 作中の見所は幾つもあるけど物語の前半、主人公ポール(=ティモシー・シャラメ)がサンドワームに乗るシーンは・・・凄かったな~!!今作観たスピルバーグは砂の演出を絶賛したそうだが・・・これ一見、全部CGかと思うけど(現在なら金と時間をかければ作れない映像はほぼない)、ヴィルヌーヴの要望で実際の砂漠の砂の下にカーペットを敷いて、ワームが砂の下を移動しているように見える独自で開発したシステムを使って撮影したんだって!ただでさえ大人数で長期間砂漠でロケすること自体大変なのに・・・ヴィルヌーヴ恐るべし!

 全編IMAXで撮影する事を意識したのだろう、前作より今作はロングショットが多い気がしたわ。まるでリドリー・スコットの歴史物のよう(笑)。そのサイズで撮影された戦闘シーンを観た時は凄すぎて、ついつい「ロード・オブ・ザ・リング王の帰還」を連想してしまった程^^。

 前作で基本的な説明終えてる分、すぐストーリーに入る今作の方が更に面白かったよね、ラブストーリーだし、バトルシーンも多いし(筆者の趣味:笑)。クライマックスのポールと見た目も言動も極悪の新キャラ・フェイド=ラウサ(演ずるのはオースティン・バトラー)の決闘シーンも迫力あって良かった!

 

 ところがこの「PART2」も・・・めっちゃいいとこで終わるのよ!長~い原作の頭だけしかやってないから致し方ないのだが・・・PART3の製作はまだ正式決定してないし、ヴィルヌーヴは「やっても大分先」みたいなコメントしてるから・・・3作目がある事を期待して、原作読んで待つしかないか。

 

<どうでもいい追記>「デューン」はまだ続きが作られるか決まっていないけど、あの「マトリックス」は第5作目をやるという!!キアヌ達が出るかは不明だが、前作コケたのに・・・マジか(心配)。