明けましておめでとうございます!本年もどうぞ宜しくお願い致します・・・って大分遅いけど(苦笑)。2025年1月もはや半月すぎました。九州で地震が起きたり今年はどんな年になるんでしょうねぇ・・・(憂)。噂の7月5日に、、、マジで何か起こったりして(怖)!?
阿部寛が主演する来月公開予定の映画「ショウタイムセブン」。1本の電話をきっかけに、阿部ちゃん演じるテレビキャスターが連続爆破テロ事件と対峙しながら生放送(ショウタイム)を進行させる、というサスペンス映画なのですがーこれ、2013年の韓国映画「テロ,ライブ」の日本版リメイク(大分、細かい部分は変えているらしいが)。オリジナルは現実的に考えるとつっこみどころもあるけれど、手持ちカメラと早い編集でド頭から一気に駆け抜ける面白い映画です^^。果たして日本版はどうなるのか楽しみだわ❤
韓国も時々日本映画リメイクしている&日本も以前から韓国映画のリメイクはしてるけど(藤原竜也の「22年目の告白 私が殺人犯です」ほか)、韓国映画には面白い映画が沢山あるので、どんどんリメイクして両国の映画界の発展と共存に寄与して欲しいと思います。・・・リメイク料、いくらかかるかしらずに無責任に書いていることは書くまでもない(苦笑)。
話は変わりまして・・・ディープな映画ファンなら、ある程度、映画関係の書籍なり雑誌は読んだりしていると思います。大抵、書店には「映画コーナー」がありまして、筆者もちょいちょいのぞきに行きますが(筆者の趣味のひとつが「映画鑑賞」と「映画史研究」なので)・・・<映画監督の研究本>は面白い!作品の論評や制作時の裏話、本人・関係者のインタビューとか読むと更に作品の理解度が深まってくる。
日本人監督だとやはり黒澤明が圧倒的に多い(次いで多いのは小津安二郎あたりか)。筆者が好きな市川崑や川島雄三も何冊かは出てるけど鈴木清順や三隅研次、岡本喜八、中平康とかは・・・出ててもめちゃめちゃ少ないか絶版状態(怒)!
一方、外国映画は圧倒的にヒッチコックの研究書が多いな~。キューブリックも結構ある。スピルバーグやタランティーノもちょいちょい。フェリーニやヴィスコンティは知名度の割にそんなに出てない。デ・パルマもちょっと出てるけど、かのフィンチャーなんか・・・まだ翻訳本1冊しか出てないわ!何故だ!?
リドリー・スコット御大(87歳!!)は近年、研究書が続々刊行されている、ある意味珍しい監督のひとり(毎年作品を発表している影響ありあり)。低迷してた過去も知っているので嬉しい限りだが、つい先日「リドリー・スコットの全仕事」なる翻訳本が発売されたので、いきつけの本屋に行ったら・・・2、3軒見ても売ってない!!本としてはちょっと高額だし、そんなに売れる本じゃないというのもあって入荷を控えてる気が・・・。こうなりゃ意地でも買ってやると思い(Amazonで発注しようかとも考えたけど、配送待ってる時間がもったいない)在庫のある本屋を調べて仕事帰りにわざわざ帰り道でもないルートを移動して・・・買った!!1冊しか置いてなかった(アブね~)!!
「全仕事」というタイトルの割には、映画監督になる前のCMやプロデュース作品(TVドラマ含む)についてはあまり記述はなかったけれど(苦笑)、最新作「グラディエーターⅡ」まで論評されているのは良かった^^。筆者はリドスコ(楽しんごのドドスコではない)やスピルバーグ、タランティーノにティム・バートンあたりの監督の作品は大半リアルタイムで観ているので、このテの本を読み時は常に論評はところどころ同意、ところどころ意見の違うところもありつつ、なんだかんだ一ファンとして楽しく読んでいる。これからも好きな監督の研究書が出る度に・・・きっと買っちゃうんだろうな~!日本人が書いたやつよりも翻訳は値段が高いし、ただでさえ本の置き場もないのに!!
・・・筆者の悩みは尽きない(苦笑)。