2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

其の226:米式ヤンキー映画「ウォリアーズ」

高橋ヒロシの漫画を実写化した「クローズ ZERO」(「ジャンゴ」に続く三池崇史監督作)が公開されましたが、未だに「ヤンキー漫画」は根強い人気があるようで。本宮ひろ志の「男一匹ガキ大将」や池上遼一の「男組」、「湘南爆走族」、「カメレオン」ほか…

其の225:お子様とご一緒に「ナイト ミュージアム」

筆者が「映画好き」の理由のひとつとして、祖父や両親が映画好きだった事が多分に影響している。そのおかげで幼少時代からよく映画館に連れて行ってもらいました^^記憶では最初に映画館で観たのは「ゴジラ」シリーズなのですが・・・いまは子供が観て楽し…

其の224:「スモーキン・エース」は実は渋い映画だぜ

トム・クルーズ主演作「M:i:Ⅲ」の監督に抜擢されるも降板した事で知られる(笑)新鋭ジョー・カーナハン。彼がスパイ映画に代わって手掛けたのが「スモーキン・エース」(’06)である。日本では今年(’07)5月に「スモーキン・エース 暗殺者がいっ…

其の223:エログロサスペンス「氷の微笑」

今年、故国オランダにて監督した「ブラックブック」で健在ぶりを発揮したポール・バーホーベン大先生。ハリウッドに渡ってからも「ロボコップ」、「トータル・リコール」とヒットを飛ばした大先生の代表作&大ヒット作が「氷の微笑(「びしょう」と読む)」…

其の222:キターッ!!「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」

「映画」が誕生して100有余年。これまで世界中で数多くの作品が作られてきたが、それと同時に<封印>されてしまったものも数知れず。勿論、「邦画」もその例に洩れないが(有名どころでは「ノストラダムスの大予言」とかね)時々リバイバルこそされるも…

其の221:これぞ本来の童話の味「パンズ・ラビリンス」

前回の「シザーハンズ」から御伽噺、童話つながりで「パンズ・ラビリンス」をご紹介(2006年/スペイン・メキシコ合作)。「本当は怖いグリム童話」ではないが、本来童話や昔話は「教訓」に加えて<残酷性>が多分に秘められていた。かの「ピーターパン…

其の220:哀しきおとぎ話「シザーハンズ」

ティム・バートンは筆者が好きな監督のひとり。新作は必ず劇場に観に行く。来年は盟友ジョニー・デップとのタッグ作「スウィーニー・トッド」が公開されるので今から楽しみにしている(一時、デップの娘さんの急病で制作が危ぶまれたが)^^そんなバートン…

其の219:元祖イケメン?「太陽がいっぱい」

本日の「SMAP×SMAPスペシャル」で往年の二枚目スター、アラン・ドロンが出演していましたが・・・まもなく72歳とは思えぬイケメンぶり(驚)!「美人は年とらない」と言いますが、いい男も年を取らないのかもしれない(笑)。本当は別の作品を予定…

其の218:踊る怪物(笑)「ヤング・フランケンシュタイン」

アメリカ人は「コメディ」が好きだ。オリジナル作品は勿論のこと、「パロディもの」の作品数は相当数に上るだろう。「トップガン」パロった「ホット・ショット」とかもその流れに入る(日本だと元ネタが分からない人が多いので受けもいまひとつのようだが)。…

其の217:新たなる始まりか「エヴァンゲリヲン新劇場版:序」

「絶対に騙される」というコピーにつられてハル・ベリー、ブルース・ウィリス共演のサスペンス映画「パーフェクト・ストレンジャー」を観たのですが・・・途中で真犯人分かっちゃった(笑)。ネタバレになるから詳しくは書きませんがミステリーマニアや「映…

其の216:奇跡のパワフル戦争コメディー「独立愚連隊」

最近、「ウエスタン萌え」の筆者が今回紹介するのは「独立愚連隊」(’59)!故岡本喜八監督の出世作としても知られている。当時は一部で「あんなおちゃらけた軍人はいなかった!」と顰蹙を買ったそうだが(笑)敗戦国日本が作るいつもの陰鬱、重厚な「反戦…