2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

其の95:日本のアニメ作家たち!

なんでも大友克洋監督が「蟲師」をオダギリジョー主演で映画化のニュース!先日、公開された押井守監督の映画も純粋なアニメーションではなかったし・・・。なんか寂しいですね。日本が世界に誇る<アニメーション作家>がアニメを作らずに実写に走るのは。…

其の94:番外編「論争を呼んだ映画」

先日、あるところで「歴史上、もっとも論争を呼んだ映画ベスト10」が発表!各作品の紹介かねて一言コメントをつけていこうと思います(括弧内は監督名)。 まず第10位「ベビイドール」(エリア・カザン)。 すみません、今度観ます(苦笑)。 続いて第9…

其の93:消えた巨匠?溝口の「雨月物語」

溝口健二監督の名も最近、聞かなくなりましたねぇ。かつては「黒澤・小津・溝口」と呼ばれた日本が世界に誇る巨匠だったのだが。今年はそんな彼の没後50年!それを勝手に記念して(笑)彼の代表作ー「西鶴一代女」、「元禄忠臣蔵」、「山椒大夫」ほか色々…

其の92:何故か「テオレマ」が好き・・・

最近、パゾリーニの名もあまり聞かなくなった。イタリアの詩人、小説家、そして映画監督(&生粋のゲイ)でもあったピエル・パオロ・パゾリーニ。エログロ大変態映画「ソドムの市」完成後、同じ趣味の若人に撲殺されたスキャンダルは余りにも有名である。代…

其の91:鬼の今平、渾身の大作「神々の深き欲望」

先日、惜しまれつつ、その生涯を閉じた巨匠・今村昌平。一般的に彼の代表作といえば「復讐するは我にあり」、「楢山節考」、「赤い殺意」、「にっぽん昆虫記」辺りになるのだろうが、筆者のイチオシは何といってもー「神々の深き欲望」だ。 今平監督の持つ土…

其の90:萌えの原点はここ?「小さな恋のメロディ」

「小さな恋のメロディ」メジャー作です・・・。1971年のイギリス映画。でも、半ば忘れられてる映画の1つかもしれない(笑)。でも、今観てもいいのよコレが!久々に燃えた(笑)。 全編を彩るビー・ジーズの楽曲はいま聴いてもノリノリ(死語)!おまけ…

其の89:日本映画の金字塔!「七人の侍」

・・・申し訳ありません。超ウルトラ・メジャー作です。世界に誇る日本の巨匠・黒澤明の代表作です。ここで取り上げる類の作品ではありませんが「本当に面白い映画」の1本だと思います。筆者はこの作品をビデオ等ではなく、スクリーンで観られた事に感謝し…

其の88:超美的陶酔華麗映像詩「ざくろの色」

筆者は正直、俗にいう「芸術映画」や「前衛映画(アヴァンギャルドともいふ)」は余り好みではない。映画はどんな形式であっても面白ければいいのだが、監督(あるいは映像作家)の<独りよがり>を延々観せられても堪らない。わけわからんもの作って「これ…

其の87:マイケル・チミノは何処いった??

一瞬、ウォン・カーウァイやピーター・グリーナウェイの作品を考えたのですが止めて(笑)、最近なにしてるか分からない映画監督を<発掘>しようかなと。その第1弾(笑)としてマイケル・チミノを。脚本家からスタートし、言わずとしれた傑作「ディア・ハ…

其の86:「デスペラード」の想い出・・・

今年の「東京ファンタスティック映画祭」が中止されました。理由は<資金難>・・・。筆者も近年、忙しさにかまけて「ファンタ」に行っていませんでしたが、ロバート・ロドリゲス監督の「デスペラード」を満員の劇場で観たのは良い想い出です・・・。 物語は…