2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

其の234:人類に未来はあるか「トゥモロー・ワールド」

久々に「SF作品」の更新です^^前にも書いたけど筆者の少年時代は「スター・ウォーズ」や「未知との遭遇」ほかSF映画が花盛り(「禁断の惑星」とかが公開された時代が<第1次SFブーム>だとしたら<第2次ブーム>ぐらいに当たるのでは)!A級から…

其の233:やっぱりペキンパー「ワイルドバンチ」ほか

現在、三国史の映画化(「赤壁」)に取り組んでいるジョン・ウーですが、彼の作品の特徴で外せない要素のひとつが「スローモーション」!「フェイス/オフ」なんぞは銃撃戦は勿論、歩くニコラス・ケイジのコートの動きまでスローモーションになる(笑)。そ…

其の232:日米新作ミステリー映画評

たまたま今週、日米のミステリー・サスペンス映画を立て続けに観ました。両者とも金のかかった大作ではないし、上映している映画館も少ないんだけれど(苦笑)それぞれ味があって面白かった^^そこで、今回は「日米新作ミステリー映画」としてグラインド方…

其の231:「ブラック・レイン」の思い出・・・。

先程、久々にDVDでリドリー・スコット監督作「ブラック・レイン」(’89)を見直した。大々的に大阪ロケが行われた事も当時話題になったが、現在では松田優作の<遺作>として有名だろう(学生だった筆者が今作を劇場で観てからすぐに優作が亡くなった)…

其の230:マット・デイモン主演「ボーン」3部作総括!

先頃、マネーメイキング・スターに選ばれたマット・デイモン。その彼の代表作が「ジェイソン・ボーン」シリーズである。記憶を失った殺しのエージェント(=国家機関に所属)が自らを養成したCIAを向こうに回し「自分の正体」を探るべく世界中を駆け巡る…

其の229:これぞ映画の醍醐味「エネミー・ライン」

「映像」が持つ素晴らしい特性として、実際には目にする事のできないものが表現可能であったり、乗り物のスピード感を「擬似体験」させてくれる事等が挙げられるだろう。ドラマ「ガリレオ」のように主人公(=天才)の「思考行程」を第三者が見ることなぞ実…

其の228:70年代タイムカプセル「八月の濡れた砂」

最近、読んだ漫画で面白かったのが大塚英志原作・藤原カムイ作画の「アンラッキー・ヤングメン」。学園闘争を背景に主人公たち(実在の人物含む)それぞれの生き方を描いた青春群像ものだ。藤原曰く「背景は当時の資料を駆使して再現した」の言葉通り、超リ…

其の227:海外に行く前に・・・「ホステル」シリーズ

イギリスのHMVがハロウィーンにちなんで行った「最も怖い映画」調査で、かの「エクソシスト」が第1位に選ばれたそうだ。ちなみに2位はスタンリー・キューブリック監督、ジャック・ニコルソン主演の「シャイニング」。3位がジョン・カーペンターの「ハ…