2012-01-01から1年間の記事一覧
例によって多忙で間が空きました。幸い人類も滅亡しなかったので今年最後の更新を(笑)!本題に入る前に少々<前ふり>を書きマス^^ 先日、一部で話題になった映画「ドライヴ」を鑑賞。個人的には久々に観た“ハードボイルド”。ハリウッド作品だけに、いく…
2012年も残りあと僅かになりました。そこで唐突に今回紹介するのは昭和37(’62)年の日活作品「危いことなら銭になる」!都筑道夫先生の「紙の罠」を原作にした犯罪アクション・コメディです。主演は若き日の宍戸錠&浅丘ルリ子!!古い映画だからっ…
ようやく「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」を観る。前作「破」から3年・・・「序」、「破」のDVDで復習&日テレの放送で“Qの冒頭の6分ちょい”も観て行った。だが、この新劇場版3作目の内容は・・・(驚)!! 冒頭に“ふり”を書いて、ここで“少々あら…
新作ばかり続くと芸がないんで旧作を^^。そこで今回紹介するのが東映の艶笑喜劇「温泉みみず芸者」(’71)!何故これを選んだのかは後述しますが「何故、東映がエロを?!」と疑問に思ったそこの貴方、以前にここでも書いてるし、そのテの本も出ているの…
多忙を極め、間が空きました・・・(疲)。そんな中、なけなしの睡眠時間を削って観た邦画の新作2本の寸評を。上映中につき、いつものようにネタバレしないように書きマス^^ まず1本目は「のぼうの城」。タイトルからも分かるように<時代劇>です。先の…
話題のアクション映画を2本観ました。共にロードショー中につき、ネタバレせぬよう寸評を書いていきマス^^ まずは日本でも大ヒット中の「エクスペンダブルズ2」。夢のアクション巨編「エクスペンダブルズ」(’10)の続編にしてシルヴェスター・スタロ…
前回、恐怖のサイコパス教師を描いた「悪の教典」をとり上げましたが、今回は“サイコパス”シリーズ第2弾ということで(笑)「悪い種子(たね)」(’56・米)を紹介!幼い子供が恐ろしいことをする映画(お懐かし「オーメン」のダミアンやマコーレー・カル…
先日、貴志祐介原作「悪の教典」を観ました。“サイコパス(=反社会的人格を持つ精神病質者)教師が生徒を殺戮しまくる”という非道徳な設定だけで、観る価値あり(本来、映画ってそんなもんでしょう^^)!おまけに監督はあの三池崇史だぜ〜!!これは観る…
北野武監督最新作「アウトレイジ ビヨンド」を鑑賞(←本当に命削って映画観てる。我ながらバカ)。今作は北野監督初の“続編もの”。昨年の震災で製作が1年間延期になった今作ではあるが・・・興行的にも北野映画初の“ランキング初登場1位”ということで・・…
超多忙の中・・・ジョージ秋山原作のアニメ映画「アシュラ」を観に行く(我ながら命削ってるわ)。内容が内容だけに早々に打ち切られそうだしさ(苦笑)。余り宣伝もされなかったんで知らない人も多いだろうが(ってゆーかしにくい)・・・この「アシュラ」…
忙し過ぎて間が空きました(汗)。 時代劇(邦画)ばかり書いたんで韓国映画「アジョシ」にしようか、はたまた伝記の「パットン大戦車軍団」にしようか等々色々考えましたが一旦白紙にして(笑)「ラースと、その彼女」(米・’07)にしようかと。設定自体…
暑い中、筆者の初期構想を大幅に越えて書き続けた勝新太郎主演「座頭市」シリーズの最終回デス。 1989年(昭和64年でもあり、平成元年)ー。日本はバブル景気の真っ只中(懐)!某ゴルフ場建設会社から劇場版「座頭市」の制作を持ちかけられ(→当時、…
最強のソード・アクションヒーローと言われる(←一部で)勝新太郎主演「座頭市」シリーズの8回目デス。 大映末期に刑事もの「顔役」(’71)で映画監督デビューを果たした勝新。以前、脚本に参加したことはあるものの、翌72年、「座頭市 御用旅」出演の…
時間がない中(もう無理矢理)映画「プロメテウス」を鑑賞。あのリドリー・スコットが「ブレードランナー」以来、30年ぶりに手がけたSFだぜ。観るしかないでしょう(弟トニー・スコットの自殺で気落ちしていなければいいのだが)!公開中につき出来る限…
久々に故勝新太郎主演「座頭市」シリーズを更新します^^ 1971年。意表を突いた内容で第22作目となる「座頭市」が公開された。タイトルは「新座頭市 破れ!唐人剣」。“唐人”即ち外国人(→もち、中国人)と座頭市の<異種格闘戦>(驚)!!監督・共同…
ご無沙汰であります。筆者も人並みに夏季休暇を取っておりました(マジ休みなかったら死んでた)^^。 その夏休み前、今年最大の話題作にして最大の馬鹿映画「アイアン・スカイ」を試写会にて鑑賞。さて、その肝心の出来栄えは如何に?!公開前なんでネタば…
超話題作「ダークナイト ライジング」を観ました。クリストファー・ノーラン監督、共同脚本による“リアル・バットマン”3部作の完結編。“スーパーヒーロー集合大戦”の「アベンジャーズ」よりは“ダークヒーロー”に興味のある筆者として、そこそこ期待していっ…
一旦「座頭市」は置いといて、別の映画ネタを(ちとあきたし)^^。 先日、ちょっとあって・・・三池崇史監督による平成版「愛と誠」を観た(←昭和の時、3部作で映画化されとる)。書くまでもなく原作は1970年代に一世を風靡した梶原一騎(作)&なが…
勝新太郎のライフワーク、「座頭市」シリーズの6回目を更新します。ここまで回数いくとは・・・筆者の初期構想を越えましたワ(苦笑)。 前作より1年(注:勿論、勝新はその間他の映画には出てるのよ^^)ー。記念すべきシリーズ第20作「座頭市と用心棒…
勝新太郎主演「座頭市」シリーズの第5回目を更新します!・・・“不定期”としつつも我ながらマメに書いてるなぁ(笑)。 「悪名」、「座頭市」、「兵隊やくざ」の3シリーズをこなすことに飽きた&石原裕次郎、三船敏郎ら同時代の映画スター達が自分のプロダ…
勝新太郎主演:映画史上最強のハンディキャップヒーロー「座頭市」シリーズの4回目を更新します^^。 1965年には3本の「座頭市」が公開された。その先頭を飾ったのがシリーズ10作目となる「座頭市二段斬り」(監督は、このシリーズ、唯一これだけ手…
勝新太郎主演作「座頭市」シリーズの第3回目を更新します。 第4作「座頭市兇状旅」(’63)がシリーズとして公開されると、前作の倍となる興行成績を上げる大ヒット!座頭市は一躍、大映の“ドル箱作品”となる。そんな中、作られたのが第5作「座頭市喧嘩…
早2012年も半分終わりなので・・・“お約束”の上半期の総括(ちなみに連合赤軍と筆者は何の関係もありまへん)を^^ 劇場でこの半年観たのが以下の作品(テレビ放送、DVD、試写会等は外してマス)。 1:「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロ…
勝新太郎の代表作にしてアクション時代劇の傑作「座頭市」シリーズの2回目を更新します。なんせ映画だけでも26本あるから、ここからは何本かまとめて書きまっせ! 前作の大ヒットにより同1962年「続・座頭市物語」が急遽製作された(またまたモノクロ…
構想開始から1年余(多分)。ようやく「座頭市」シリーズについて不定期ながら更新したいと思う。 タイトルでもある主人公・座頭の市を演じるのは言うまでもなく勝新太郎!なんせ26本もあるから・・・時間かかったわ(汗:筆者は何度も書くように暇じゃな…
久々に現在公開中の新作ネタを^^。ティム・バートン&ジョニー・デップ8度目のコラボとなった映画「ダーク・シャドウ」を(ようやく)鑑賞。バートンの前作「アリス・イン・ワンダーランド」はスベったけど、今作はゴシック調の屋敷を舞台に盟友ジョニー…
珍しく前回予告した通り、今回は“メジャー作”を^^。ザ・フーによる同名アルバムを鬼才ケン・ラッセルが映画化した「Tommy/トミー」(’75)は・・・どや?!ザ・フーのメンバーは勿論、ジャック・ニコルソンにエルトン・ジョン、エリック・クラプト…
ディープな映画紹介が続いていますが(笑)・・・今回もまたまた未DVD化作品「BIRD★SHT バード★シット」を(そうはいいつつ、近々TSUTAYAの“復刻シネマライブラリー”でソフトが出るそうな)^^。名匠ロバート・アルトマン、1970年度の…
すっかり間が空いてしまいました。ゴールデンウィーク前(←まともな業界人には全く関係なし)「バトルシップ」を鑑賞。“宇宙人侵略もの”が<ユニバーサル100周年記念作品>でいいんだか悪いんだか微妙だが(笑)・・・同ジャンルの先輩「インデペンデンス…
更新ペースを戻すため無理矢理の執筆(汗)! 異色青春映画「早春」(’70 英・西独)・・・タイトルに書いたように我が国の誇る小津安二郎大監督の同名作品ではない方です。「裸の女の立て看板とプールに入ってる少年」のスチールでも有名な今作(注:映画…