2013-01-01から1年間の記事一覧

其の520:2013年の総括

はいっ、ということで間もなく2013年も終わりです^^。 “プライベート”で振り返ると・・・夏に10年ぶりに引っ越しした事が一番大きな出来事でした。“仕事”的にはヘボカメラマンとの仕事が多くて苦労したけど(苦笑)。 そういう嫌なことは忘れて(笑…

其の519:2013年、トルナトーレで締める

2013年、最後に劇場で観たのはイタリア映画「鑑定士と顔のない依頼人」になった。ジュゼッペ・トルナトーレの映画でその年を締めくくるのは2010年以来(「シチリア!シチリア!」)^^。 ところがこの映画、都内でなんと2館しか上映してない(怒)…

其の518:バブルの予兆?「しとやかな獣」

・・・ついつい古い映画を観ることがめっきり増えた。筆者も・・・年か!? さて今回紹介するのは川島雄三監督晩年の代表作「しとやかな獣(けだもの)」(’62)。川島を取り上げるのは日本映画喜劇史に残る大傑作「幕末太陽傳」、未ソフト化の怪作「グラ…

其の517:ポップ&シュール!「黒蜥蜴」

12月になってしまいました。2013年も・・・早かったなぁ(しみじみ)! 今回は先日ようやくDVD化された大映版「黒蜥蜴(読み:くろとかげ)」を紹介!勿論、原作は江戸川乱歩の同名小説。かの三島由紀夫による舞台用脚色を元に新藤兼人が脚本を執筆…

其の516:封印解禁!「恐怖と欲望」

いつものように忙しくて間が空きました・・・。来年は・・・少し暇が欲しい(遠い目)・・・。 本年(2013)も多々見損ねた作品があった筆者ですが、その中でも“極め付け”がスタンリー・キューブリック、幻の劇場デビュー作「恐怖と欲望」(’53)が日…

其の515:恐るべき心理戦「眼には眼を」

500回以上書いているこのブログにも取り上げていない映画監督達はまだまだいる(映画の世界はホントに深いのぅ・・・)。その一人がフランス人監督アンドレ・カイヤット(1909〜1989)。メジャーな人ながら近年は余り彼の名前を聞かなくなったな…

其の514:一見さんお断り「まどか☆マギカ [新編]」

もう今年2013年も残り2か月弱・・・(早)!「光陰矢の如し」とは昔の人はうまいこと言ったもんだ(感心)。 そんな中「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」を観る。深夜アニメでスタートしたのに、劇場版が公開されて初登場1位って・・…

其の513:壮絶な性と死「赤い天使」

日本映画史の中で忘れちゃいけない監督の一人が増村保造(1924〜1986)だろう。東京帝国大学法学部出にして同大学文学部哲学科に再入学。そのさ中、大映の助監督として採用されるもイタリア・ローマに映画留学、帰国して大映・助監督に復帰するとい…

其の512:デ・パルマ待望の最新作「パッション」

今秋は本当に観たい映画が多くて・・・半ば無理矢理「クロニクル」や「エリジウム」を鑑賞(どちらもSFだ)。特に「エリジウム」の方は傑作「第9地区」のニール・ブロンカンプ監督、待望の第2作!!1作目あてた監督って、大抵2本目の“有名スター出演&…

其の511:新作邦画2本レビュー(「凶悪」ほか)

10月になりました。やっと・・・涼しくなったなぁ!そんな中、2本続けて邦画を観たのでネタばれせぬ範囲で簡単にレビューを^^ まずは園子温監督作「地獄でなぜ悪い」。 10年以上、対立している2つのヤクザ組織の親分(=國村隼と堤真一)。武藤(=…

其の510:血と暴力の衝動「甘い鞭」

ヒッチコックがひたすら“スリラー”を、小津安二郎が繰り返し“家族のドラマ”を追及したことは周知の事実だが(注:両者とも初期においては若干の例外もあり)、石井隆はデビュー作から全くブレることなく“男と女の情念”、“堕ちていきながらも生命の輝きを増し…

其の509:見た目に騙されちゃダメ「テッド」

またまたまた・・・間が空きました。ホントにホントに・・・忙しかった! 人間の言葉を話す可愛いテディベアが活躍(?)する映画「テッド」はR−15指定ながら日本でもヒットしました。筆者もようやく最近観たのですが・・・その“正体”は予想を超えたお下…

其の508:海外に売るならこれ!?山田風太郎もの

早9月になりましたが・・・相変わらず暑い&ホントに多忙でまたまた間が空きました(汗)。 さて、「COOL JAPAN」と呼ばれて久しい2013年の今日この頃ですが・・・日本の対海外戦略はホントにうまくいってんのかいな?!「資源がないならアニ…

其の507:新機軸アクション「LOOPER/ルーパー」

近年、CG技術の発展もあって、ちょっと趣向の変わったSF映画が増えてきた気がする。寿命を金で買う未来社会を舞台にしたサスペンス「TIME/タイム」や、まもなく公開予定の上下それぞれに重力がある双子惑星を舞台にしたファンタジー「アップサイド…

其の506:超大作ゾンビ映画「ワールド・ウォーZ」

猛暑お見舞い申し上げます・・・。 日本は殺人的な暑さの為に大変なことになっておりますが(→実は世界征服を企む悪の組織が天候を操作してるとか?!)そんな中、汗をダラダラ垂らしながら観に行った映画が「ワールド・ウォーZ」!ブラッド・ピット製作、…

其の505:日本のハード裏戦後史「実録・私設銀座警察」

またまた多忙につき間があきました。もう8月です・・・! <8月>といえば、まもなく「終戦記念日」ということで、敗戦国の我が国では戦争関連の映画やTVドラマをOAするのが常ですが(ある意味“お約束”)、今回紹介する「実録・私設銀座警察」も終戦後…

其の504:観たぞ!!「パシフィック・リム」

今夏話題作の1本、「パシフィック・リム」を観ました。監督は「ヘルボーイ」シリーズ、「パンズ・ラビリンス」の“日本の特撮、マンガ、アニメおたく番長”ギレルモ・デル・トロ!個人的には試写会で3D眼鏡かけて観たの初めてだったので、ちょっと面白かっ…

其の503:「真夏の方程式」&この秋、公開作

今秋公開予定の映画「カイロ・タイム 〜異邦人〜」を試写で観ました。「旅情」や「フォロー・ミー」等の系譜に当たる一作。現在、エジプト国内は大変なことになっていますが・・・映画の中では大丈夫^^ ファッション雑誌編集者のジュリエット(=「アンタ…

其の502:バートン復活「フランケンウィニー」

7月となり、いつの間にやら関東の梅雨もあけました(早っ)。 実はつい先日“引っ越し”しまして・・・仕事と私事のダブルで大忙しだった訳ですよ(疲)!ようやく、ちょっと落ち着いたので、ここに再開する次第・・・です^^。 さて、今回の<本題>。 「ア…

其の501:2013年度上半期総括

仕事に加え私事(←落ち着いたら書きマス)が重なり・・・ホントに時間がない! 6月もまもなく終わりなので、“予告”通り、2013年度上半期の総括を^^ 以下、<劇場>で観た映画デス(試写会、TV放送、DVD鑑賞除く) 1:トム・クルーズ主演の「ア…

其の500:80年代テイストアクション「バレット」

500回目の更新となりました^^。さて・・・いつまで続けますかね(笑)。南海トラフ地震が起きるまでかしら?! ラス・メイヤーの「ワイルド・パーティー」に始まり、500回目の今回はシルヴェスター・スタローン主演の「バレット」!!先日はシュワち…

其の499:これから公開の映画2本

・・・またまた間が空いてしまいました(焦)!もう6月・・・今年も残り半分になっちゃったよ(早過ぎっ)!! 今年は意識して試写会に出かけるようにしてるんだけど、これから公開される映画2本をさくっと寸評!勿論、ネタバレはしません^^ まず1本目…

其の498:タイトルで損してる「バス男」

「最近、コメディを書いてないなぁ・・・」と思い、ふと思い出したのが今回の「バス男」(’04・米)。当時、「電車男」がブームになっていたので、それの“便乗”で酷い邦題になってるけど(責任者でてこい!)これは面白いゾ!筆者は個人的にはベタなのが好…

其の497:シュワちゃん復活^^「ラストスタンド」

「ターミネーター3」以来のアーノルド・シュワルツェネッガー単独主演作「ラストスタンド」を観ました!彼の公開作は世代的にほぼリアルタイムで観ているけど・・・いや〜、これは面白かった!!あいにく日米ともに“大ヒット”とはならなかったようだが・・…

其の496:深いテーマの娯楽作「藁の楯」

ゴールデンウィークも終わりましたが・・・まともなテレビマンには関係なし(苦笑)。 そんな中、三池崇史監督最新作「藁の楯 わらのたて」を観ました。絶賛上映中なので、ネタバレさせずにさくっと書きます!個人的にはこの映画好きだワ♪ 犯罪歴のある清丸…

其の495:ゴア!ゴア!!「2000人の狂人」

この世の中、どんなジャンルにおいても“知る人ぞ知る・・・”という方がいらっしゃるわけですが、ハーシェル・ゴードン・ルイス監督もそういうお人の部類に入るでしょう(ホラーマニアと一部の映画おたくは知っている:笑)。そこで今回、彼の“最高傑作”と称…

其の494:巨匠の新作2本寸評

いつものように多忙で間が空きました。ふとカレンダーを見ると・・・今週末からゴールデンウィーク(←これ映画界からきた和製英語)!早っ(焦)!! そんななか「AKIRA」で知られる世界的アニメ監督・大友克洋の作品を含む4話構成のオムニバス「SH…

其の493:(遅い)大島追悼「戦場のメリークリスマス」

前回に続いて“メジャー&真面目な映画”第2弾を(笑)。 先日、惜しくも亡くなられた大島渚監督。お元気な時にはメディアにも相当出られていましたが・・・若い人は彼がその昔“松竹ヌーベルヴァーグ”の中心人物だったとか、知ってるのかねぇ??筆者は生憎、…

其の492:封印解除^^「黒部の太陽」

4月1日ー“新年度”に入りました。でも筆者の生活は何も変わらず(誰か暇をくれ:苦笑)。 石原裕次郎&三船敏郎共演の映画「黒部の太陽」(’68)はソフト化がされない“封印映画”として知られていた。その理由は裕次郎の「映画はスクリーンで見るもの」と…

其の491:ジャッキーアクション最終作

映画「ドラえもん」シリーズがいま公開中の新作「のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」で累計動員1億人を突破し、「ゴジラ」シリーズ(全28作)の9900万人を抜いて邦画シリーズのトップに!「ドラえもん」の動員数の中には少年時代の筆者も入…