2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

其の254:わけわからん映画より「ドリームガールズ」

大昔、TVでちょっとだけ観てやめた「愛の不毛」の大家ミケランジェロ・アントニオーニの「欲望」を改めて見直したのですが・・・やっぱり筆者はダメだった。グズグズした映像展開、話がありそうでなさそうな内容は苦手だし、嫌いだ(終盤、ミステリー・テ…

其の253:エミリオはブリーフ派「レポマン」

現役医師の書いた医療ミステリー「チーム・バチスタの栄光」を観ましたが・・・まぁまぁでした。もっとも原作読んでないんで比較は出来ませんがね(映画として面白ければいいわけで)。 阿部寛は相変わらずアクの強い役を演じ(=超タカビーな厚労省のお役人…

其の252:祈!シリーズ化「ザ・シューター 極大射程」

たまには真面目な「社会派作品」でも更新しようと思いましたが、いつものように気が変わりまして(笑:B型なんで)アクション映画「ザ・シューター 極大射程」を。2000年度の「このミステリーがすごい!」(宝島社刊)海外編で第1位に輝いたスティーヴ…

其の251:カルト&キッチュなSF映画!

「ジョーズ」のロイ・シャイダーに続き、市川崑監督が亡くなられた。そこで小学生の筆者を金田一フリークにした「市川版金田一耕助映画全解説」を書こうと考えましたが・・・大変な文字量になるので延期します(笑)。代わってジェーン・フォンダ主演のカル…

其の250:三度「ブレードランナー」を観る。

近未来SF映画の金字塔(もう「ポスト・モダン」とか「サイバーパンク」って死語でしょ)「ブレードランナー」は様々なバージョンがある事で知られている。「劇場公開版」に「完全版」、「ディレクターズカット」ときて「ファイナル・カット」がついこの前…

其の249:反骨ハードボイルド「キッスで殺せ」

先日、アジア系初のアカデミー監督アン・リー(アンといっても男よ)の最新作「ラスト、コーション」を観た。1940年代の香港&上海を舞台にした歴史大作でいい映画なんだけど・・・これ去年公開されたポール・ヴァーホーヴェン大先生の「ブラックブック…

其の248:血まみれ音楽劇「スウィーニー・トッド」(’07)

映画界ではこれまで数々の「名コンビ」が現れては名作を世に送り出してきた(以前にも書いたから詳しくは割愛)。 そして現在。映画界において「名コンビ」と呼ばれる1組は間違いなくティム・バートンとジョニー・デップのふたり。その彼等のコンビ最新作が…