其の351:<番外編>映画徒然草

 多忙につき更新が遅くなりました。新旧含めてネタはあるものの、詳しく調べている時間がない(涙)!そこで今回は「徒然草」方式(by吉田兼好)で書いてみます。


 1:前回からの<東野圭吾>つながりで書くと、映画「さまよう刃」を先日鑑賞。現行の「少年法」に疑問を投げかける超ハード作である。映画は真摯に作ってあって悪くはないのだけれど・・・原作読んでいると、かなりあっさりした感じで物足りなかった(残念)。原作の中盤から大きく主人公に絡む独身女性が映画では、ほとんど活躍しないし(涙)。
 ただ「手紙」の時にも書いたけれど、こういう映画も作っていかないといけない(「闇の子供たち」もその部類に入る)。おぞましいこと、嫌な現実に目を背けることは簡単だが、それでは本当の「大人」ではないだろう。
 

 2:それにしてもまだ今年、映画館で観た映画が僅か19本!やばいやばいやばい!!!
ふと考えると今年一番印象に残ったのはイーストウッドの「グラン・トリノ」だったりする。人から指摘されて「スラムドッグ$ミリオネア」や「チェイサー」も良かったことを思いだしたが・・・今年は印象的な映画が少ないような気がするのは筆者だけ???


 3:「どついたるねん」の阪本順治監督、藤山直美主演の映画「顔」。当時、高く評価された女性映画(ロードムービーでもある)でオールロケによる力作だが・・・ヒロインの描き方が今村昌平の「赤い殺意」に似てないかい?!人を殺してしまった主人公が九州に逃亡し、首吊り自殺を図るがデブなんで紐が切れて未遂に終わるというギャグも「赤い〜」にあったぞ。おとなしい女性(処女)が1発ヤられて明るくなる、というセオリー(?)がしっかり守られているのは良かったが(笑:でもこれも「赤い〜」に似てるけどネ)。


 4:ひょんな事から山崎豊子大先生の小説「沈まぬ太陽」を読んでいる。ところがこれ文庫本で5冊もある超大作!!こんな長い小説読むの「幻魔大戦」や「竜馬がゆく」以来かも(苦笑)。
 明日から渡辺謙主演で映画も公開されるが、試写を観た人から話を聞いたところ「映画を観てから原作読んだほうがいい」とのこと。原作読んでから映画を観ると、あまりのダイジェストぶりにがっくりくるらしい(そりゃ、そうだろう)。ただ映画も3時間半の長尺だし(間に10分休憩入る)・・・現在大いに迷ってマス!


 5:12月公開のアニメ映画「宇宙戦艦ヤマト復活篇」のチラシを見たら・・・なんじゃ、この絵は〜!!メカはいいとしても古代くん他キャラの絵柄が以前と全然違う(怒)!!この新生ヤマトは悪いけどヒットしそうにないな〜(関係者には大変申し訳ないけど、これが素直なファン心理ざんす)。


 6:「もう子供じゃないんだから」と思いつつ、ついつい「東宝特撮映画DVDコレクション」を出る度に買ってしまう。小学生のとき以来観た「モスラ対ゴジラ」は懐かしかったな〜^^。次回はキングギドラ初登場の「三大怪獣 地球最大の決戦」!これは買うっきゃないだろ(→どこが大人やねん)!  


 
 
 <追記>映画の試写状はいくつもくるんだけど・・・ほぼ10割無駄にしてる(涙)。マジで休みがほしい〜。