2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

其の132:「007」といえば・・・

近日公開される「カジノ・ロワイヤル」(同名のパロディ映画ではない)で、はや21作となる「007」ですが・・・段々、「寅さん」化してきましたね(苦笑)。イアン・フレミングの原作は使い果たしたので今後が気になりますが(笑)やはりジェームズ・ボ…

其の131:隠された真実「父親たちの星条旗」

この秋から冬にかけてご高齢(失礼!)の大御所監督作品が相次いで公開される。山田洋次監督の「武士の一分」、市川崑大先生の「犬神家の一族」(セルフ・リメイク!)、そしてクリント・イーストウッド御大の<硫黄島2部作・第1弾>アメリカ側の視点で描…

其の130:上出来な漫画実写化映画「デスノート 後編」

筆者は世代的にこれまで様々な「漫画の実写化映画」を観てきた。勿論、よく出来た作品もあるがー大半は無残な形で終わった(苦笑)。「デスノート the Last name」は待望の映画化第2弾!前作は大変面白かった。そして、この<続き>はー期待を裏…

其の129:CGのチカラ!「アップルシード」

ここ数年のCG技術のレベルには目を見張るものがある。先日発売された家庭用ゲーム機「プレイステーション3」のソフトも非常にクオリティーが高い!正直、金と時間をかければどんな映像も作れる時代。2004年に公開された映画「アップルシード」は日本…

其の128:人生はワインの如し「サイドウェイ」

「ハリウッド映画」は時に<結婚直前の男の行動>を題材に扱う。まもなく結婚する男をメインに野郎共が集まって「最後の独身時代を楽しもうぜ〜!」と言って悪さする、という内容(笑)。クリスチャン・スレーター、キャメロン・ディアス共演のブラック・コ…

其の127:超ヘビー作・・・「血と骨」

最近、偶然ながら<実話>の映画化作品をよく観る。「フラガール」をはじめ「9・11」を描いたオリバー・ストーンの「ワールド・トレード・センター」やデンゼル・ワシントンが冤罪の黒人ボクサーを演じた「ザ・ハリケーン」などなど。皆、素直に「いい映…

其の126:ネオゾンビ映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」

冒頭から身も蓋もない事を書くがーつまるところ映画は「面白ければよい」と思う。言うなれば<娯楽>!勿論、「芸術映画」と呼ばれるジャンルがあることも認めるが、例えばアンドレイ・タルコフスキーの「ノスタルジア」を観て「ああ、面白かった!」と言う…

其の125:やっぱりヒッチコック!「めまい」

「最近、面白いサスペンス映画がない」と嘆いたばかりだが、つい先日観たジョディ・フォスター主演の「フライトプラン」は、いわば<ジャンボ版「バルカン超特急」>。ジョディの娘が飛行機内で失踪するのだがー犯行の<動機>がちと弱いし、現実的にはかな…

其の124:じわじわじわ・・・「恐怖の報酬」

筆者は「アクション映画」のほか、「サスペンス映画」も大好きなのだがー最近、あまり面白い映画がない(嘆)。そこで今回はちと古いのですが、サスペンスの傑作を紹介します。フランス映画「恐怖の報酬」!!勿論、イヴ・モンタン主演のオリジナルの方で御…