余りの忙しさに(現在も超多忙)週1ペースの更新目標ながらお休みしてしまいました。そこで久々に<番外編>でお茶を濁そうかな、と(ぶっちゃけ面白い映画なんてものは年に数十本観たとしても、それほどないことはディープなファンならわかっていると思う。厳選して書いている筆者の生みの苦しみを考えてくれたまえ)。
つい先日発売された「ニュー●ウィーク日本版」でAFI(=アメリカン・フィルム・インスティテュート)が2007年に発表した「偉大なアメリカ映画ベスト100」を掲載していますが・・・確かに100位までみれば1998年の時のランキングとは少々変動はあったものの・・・上位に大した変化はないね(苦笑)。ほとんど「映画入門」みたいなチョイスだが、下位から数回に分けて紹介しようと思う。勿論、筆者未見の作品も多々あります(年代や監督、演者は自分で調べてね^^そこまで筆者も暇じゃないのよ)。
100位「ベン・ハー」
99位「トイ・ストーリー」
98位「ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ」
97位「ブレードランナー」
96位「ドゥ・ザ・ライト・シング」
95位「ラスト・ショー」
94位「パルプ・フィクション」
93位「フレンチ・コネクション」
92位「グッドフェローズ」
91位「ソフィーの選択」
ウィリアム・ワイラーのハリウッド大作史劇にリドリー・スコット、スパイク・リーとスコセッシ。加えてタランティーノにCGアニメ・・・新旧まぜまぜですな^^。中でも「ブレードランナー」は当時の映像業界人に多大な影響を与えた傑作だが、それでも97位っすか(解せん)。タランティーノの最高傑作はいまのところ「レザボア・ドッグス」だと思うが、「パルプ〜」の94位は少々評価が高い気がする。間もなく「3」が公開される「トイ・ストーリー」に至っては子供に観せるなら絶対に「2」!素直な子供ならオモチャを大切に扱うようになるかもよ。
90位「有頂天時代」
89位「シックス・センス」
88位「赤ちゃん教育」
87位「十二人の怒れる男」
86位「プラトーン」
85位「マルクス兄弟 オペラは踊る」
84位「イージー・ライダー」
83位「タイタニック」
82位「サンライズ」→ロボットアニメ作ってる日本の会社じゃないよ^^
81位「スパルタカス」
先日、M・ナイト・シャマランの新作「ハプニング」を観たけど・・・なんだかなぁ。やはり彼は「シックス・センス」だけだわ。ルメット版の「十二人の怒れる男」は大傑作!裁判員制度が始まった日本人は観ておいた方がいいだろう。「プラトーン」は当時、期待が大きかったためかガッカリした1本(といいつつDVD持ってるけど)。「タイタニック」はねぇ・・・所詮はロミ・ジュリでしょう。悪いけど筆者の脳内ランキング100位にも入らないな。キャメロンの最高傑作は「ターミネーター」に決まってるだろ(余談だがデビュー作「殺人魚フライングキラー」の話題を出すと彼は怒るそうなので、若い映画ジャーナリストの人は注意しましょうね^^)!!
80位「アパートの鍵貸します」
79位「ワイルドバンチ」
78位「モダン・タイムス」
77位「大統領の陰謀」
76位「フォレスト・ガンプ/一期一会」
75位「夜の大捜査線」
74位「羊たちの沈黙」
73位「明日に向って撃て!」
72位「ショーシャンクの空に」
71位「プライベート・ライアン」
ようやく筆者もファンのビリー・ワイルダーが出てきたよ(苦笑)。「アパート〜」はしばらく見直していないが、今観たら身につまされて泣くかも(嘘、嘘^^)。「イージー・ライダー」が84位で「明日に〜」が73位・・・ニューシネマのランクが低いなぁ(不満)!「フォレスト〜」は原作がベストセラーで、映画も大ヒット&オスカーに輝いた一作だが「アメリカ近現代史の改悪」という人もいることを書いておこう。「プライベート・ライアン」は映画の戦争描写を大きく変えた歴史的快作!これ観た後にはもう「史上最大の作戦」は観られないゾ(それにしてもこれもランクが低い)。
筆者の<脳内位置付け>とは大きく異なるランキングだが(苦笑)、でも面白いから次回は70位から50位まで紹介しようと思う。若い人にはすでに「?」の作品が多々列挙されていると思うがガンバレ〜!映画の道は深いのだよ(それもここで出てくるのアメリカ映画だけだし)。これぐらいでついてこれないのはマズイよん♪
それにしてもこの番外編、回を重ねる度に<苦笑い>が<怒り>に変わっていくかもしれない可能性大(笑)!
<訃報>女優の大原麗子さんが亡くなられた。「獄門島」の彼女は大変良かったのだが・・・ただただ残念。ご冥福をお祈り致します。