其の481:2012年観た映画総括

 例によって多忙で間が空きました。幸い人類も滅亡しなかったので今年最後の更新を(笑)!本題に入る前に少々<前ふり>を書きマス^^


 
 先日、一部で話題になった映画「ドライヴ」を鑑賞。個人的には久々に観た“ハードボイルド”。ハリウッド作品だけに、いくらでも派手に作れる題材なのだが・・・監督がデンマーク出身のニコラス・ウィンディング・レフンとあってか、非常に淡々としてた。テンポと絵作りだけみたら“アート系”に近い(笑:さすが西洋人)。でもバイオレンス描写は凄いよ!!女の頭もショットガンで吹き飛ばす(血ドバーッ)情け容赦のなさ!ありがちな内容ながら一見の価値ある映画っす^^


 そして大ヒット上映中のシリーズ第23作「007 スカイフォール」。<007・50周年記念作品>にしてダニエル・クレイグになってからの3本目。前作は前々作と“直結”してましたが、今回はつながっていないんで一見さんでも大丈夫^^。まぁ、冒頭から大迫力のアクションが展開!!これ、普通のアクション映画のクライマックス級・・・「007」と「ドライヴ」は作劇のベクトルが真逆(笑)。このテの映画は“敵が強くないと面白くない”んだけど→→→今回の悪役ハビエル・バルデムは怖い!!怖さで言えば「ノーカントリー」の時の殺し屋の方に軍配が上がるが、今作もいい味出してた。で、どちらも髪型が変(笑:金髪似会ってね〜)。007史上、最長の長さらしいけど(←143分)、全く飽きることなく観られたし十分楽しめた。
 でもね・・・昔の「007」の<ボンドガール>の方がお色気ムンムンだったし(今作のおねーちゃんはキャスティング的にも設定的にもイマイチ)、ダニエルのボンドは・・・相変わらずギスギスした感じ。初代ボンドのショーン・コネリーはもっと“大人の男の余裕”が感じられたもんだが(時代背景も映画の作り方も変わったから仕方ないかもしれないけど)。次のボンちゃんはその辺りも意識して作ってほしいと思った次第。<ボンちゃんが女とどうやっていつも別れているか>も観たい(笑)。





 さて、ここからが<本題>!筆者が映画館で観た作品のみ、順に従って書いていく。

  1:「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」(1月)
  2:「ヒミズ」(1月)
  3:「J・エドガー」(2月)
  4:「麒麟の翼」(2月)
  5:ハリウッドリメイク版「ドラゴン・タトゥーの女」(2月)
  6:「戦火の馬」(3月)
  7:「ヒューゴの不思議な発明(3D)」(3月)
  8:「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」(4月)
  9:「バトルシップ」(5月)
 10:「ダーク・シャドウ」(6月)
 11:リバイバル「グラマ島の誘惑」(7月)
 12:「ダークナイト ライジング」(8月)
 13:「プロメテウス(3D)」(9月)
 14:アニメ「アシュラ」(10月)
 15:「アウトレイジ ビヨンド」(10月)
 16:「ザ・レイド」(10月)
 17:「エクスペンダブルズ2」(11月)
 18:「のぼうの城」(11月)
 19:「北のカナリアたち」(11月)
 20:アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」(12月)
 21:「007 スカイフォール」(12月)


・・・という合計21本!某国民的アイドルグループが嫌悪した「悪の教典」や「アイアン・スカイ」は試写会で観たから除外している。昨年が13本だったことに比べると増加傾向だが・・・その前は30本前後観に行ってたからね〜。やっぱり少ないワ。森田芳光の遺作「僕達急行 A列車で行こう」やインド映画「ロボット」(スーパースター・ラジニカーント!)や「ピラニア リターンズ」を見逃したのは痛かった。

 
 邦洋ジャンル問わず、アニメも観てるのが筆者らしい(笑)。<3D>は映画館の問題もあって大分淘汰されたようだが・・・ホントに筆者は<2D>で充分^^

 
 来年2013年は・・・スピルバーグの新作(今年も去年もあったけど)「リンカーン」に、タランティーノや「ブギーナイツ」のポール・トーマス・アンダーソンの新作も♪2012年は、映画的にはまぁまぁ・・・だったと思うので、来年は面白いやつがドッカンドッカン公開されることを希望します!!




 それでは皆様、よいお年を!!!