<其の795>「超時空要塞マクロス」TVシリーズ&劇場版と私(笑)

 ・・・大分、間が空いてしまいました。何故か、当ブログにログインする事すら出来なくなり、更新不可能状態だったのです!!それが、何故いまログイン出来ているのか、全く意味が分かりません・・・(謎)。またダメになる可能性が非常に高いので、この隙を突いて・・・書くしか、ないっ!!(富野節風)

 

 先日、近所のTSUTAYAの「アニメコーナー」が、ほぼ「アダルトコーナー」に切り替わってしまいました(涙)。いずれレンタルしようと考えていた作品も一気に消滅!!その為、中学時代にリアルタイムで観ていた「超時空要塞マクロス」のTVシリーズ及び劇場作品もなくなってしまいました。

 筆者にとって最初の「マクロス」は大好きな作品のひとつで、TVの全36話はほぼリアルタイムで観賞(ビデオデッキも普及していない時代に、毎週日曜・午後2時からの放送を観ていたのだから・・・我ながら感心)。映画「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」も当然、劇場に観に行った。

 筆者にとって「マクロス」の魅力は登場キャラクターの三角関係(いまいちヒーローらしくない一条輝は当時流行していたラブコメテイストで好感を持てたし、他の方々同様、リン・ミンメイのファンから次第に早瀬未沙のファンにシフトした)は勿論、主役メカのデザインも良かったんだけど・・・なんといっても“板野サーカス”!!大量に発射されたミサイル群が超高速で標的を追っていく(通称:納豆ミサイル)・・・あれですよ!!!ミサイルの凄まじいスピードに痺れた訳^^❤

 アニメ詳しくない人の為に少々フォローすると、「伝説巨神イデオン」の敵メカ・アディゴ他を高速で動かした事で注目されたアニメーター・板野一郎が自身の実力を100%発揮したのが、この「マクロス」(後に海外でも放送されて、映画「第9地区」のミサイル描写は「マクロスを意識した」と監督がコメント)。TV版の「マクロス」は、この板野サーカスを大いに堪能したのだけれど・・・劇場版は、絵が当時最高レベルのクオリティーになった事は嬉しかったけど(キャラクターデザインの美樹本晴彦は最高の仕事をした^^。そうそう、庵野秀明も原画で参加してる)、ストーリーは基本設定を最低限拾った超ダイジェストで(「マクロス」が何故、巨人宇宙人と戦いながら太陽系の果てから地球を目指す事になったのか、という大基本の説明が割愛されてる!!)、板野サーカスは絵が緻密になったものの、TVよりスピードが遅くなっていた・・・(涙)。

 またまた筆者の個人的意見ですけど・・・例えば、映画の「機動戦士ガンダム」3部作は、TVシリーズから様々な部分が削られたものの、その構成の巧さで大満足した。なので「ガンダム」は劇場版3部作しかDVDは持ってない。その一方、TVシリーズと劇場版、両方1セットでようやく満足感を得られるのが、筆者にとっての「マクロス」という作品なのです(書いてる事、伝わってるよね!?)。

 ところが近所のTSUTAYAで、いつでもレンタルできた「マクロス」ソフトが・・・失われた!!で、あれば筆者もいい年こいたおっさんなので・・・観たいなら、買うしか、ない!

 で、結果。買いました。DVDを。まとめてTVシリーズと劇場版、合計ソフト10枚。・・・個人的なエゴだけは満足した(笑:学生か)。

 現在、休日とかにちょいちょい観てますけどね・・・やっぱTVシリーズの板野サーカスは最高だね(爆笑)。第6話の「ダイダロス・アタック」のクライマックス、敵艦の装甲がボコボコ膨らんで爆発するシーンは、当時そんな破壊描写は皆無だったので観ていた中学時代を思い出してーしみじみしてしまった(爆笑)。

 

 一気にソフトを大人買いしたので、少々お金もかかったし、DVDをしまうスペースもなくなって困ってるんだけどね・・・(溜息)。まっ、いっか(苦笑)。

 

 昔はゴールデンタイムにアニメが大量に放送されていたけど、現在ではすっかり夕方か深夜帯の放送に変わってしまった。なんか今の子供達がちょっと可哀想に思ってしまうのは・・・筆者だけ??