<其の825>映画第5弾「ゴジラ×コング 新たなる帝国」超短評

 5月になりました。物価高はどこまで続くのか!?加えてGWは・・・全く関係ない筆者。暦通りにお休み欲しい人はTV業界は目指さないように(マジで)!

 

 本題。先日「ゴジラ×コング 新たなる帝国」を観て来ました。10年前にスタートした“モンスター・ヴァース”の映画も早5作目(TVシリーズとアニメ除く)。何気に映画全部観てるわ(苦笑)。今作は日本人キャストがいないせいか、日本国内はいまいち盛り上がっていない気もするんだけど、いつものようにネタバレせぬようサクッと書きますわ^^。

 

 ゴジラキングコングがバトルしてから3年ー。ゴジラは地上、コングは地下世界(注:このシリーズは「地球空洞説」採用)に住む事で均衡が保たれていた。そんなある日、どこからか謎の信号が発信されるようになって・・・!?

 

 ちょっと書くと、すぐネタバレになるので・・・粗筋はここまで!今作は「これぞエンタメ!!」としかいいようがない超娯楽大作!!前作に続いて監督はアダム・ウィンガード。この御仁、前作でも娯楽作に徹していたが、今作では人間ドラマは最低必要限。人間より、ゴジラより、コングの登場してる時間が一番長い(本当です)。世界各地でロケ&新怪獣も大量投入してバトルシーンも増し増し。地下世界の様子も巨大なセット&CGでたっぷり見せてくれる。完璧に娯楽に振り切ってるので、映画としての深みはない(笑)。

 日本で作るゴジラとは考え方も予算も真逆のベクトル。良くも悪くも・・・ハリウッドだよなぁ^^。何も考えずにひたすら観ていられる超高濃度の約2時間・・・怪獣大好きな子供も大人も、もうお腹いっぱい(笑)。

 

 ラストは・・・いかにも続編ありますって感じだけど(お約束)、アダム・ウィンガード監督本人も「今後につながる伏線や仕掛けをあちこちに散りばめてる」とコメントしてるので、まだまだやるんだろうな~!個人的には「X星人」とかまで出す前に、あと1本ぐらいで終わってもらってもいいんだけどね(笑)。

 

 ちなみに今作のパンフは値段相応の立派な作りだった^^