アメリカ映画「ワイルドシングス」は誰も知らない間にシリーズ化した（笑）記念すべき第１作。「アウトサイダー」のマット・ディロン、「フットルース」のケビン・ベーコン、「スクリーム」シリーズのネーブ・キャンベル、そして「００７」にも出演したデニース・リチャーズ、更に「ゴーストバスターズ」のビル・マーレーまでもが出演する超豪華エロティック・サスペンス！！ただ、何故この作品にこんな凄い面子が集まったのかはー謎だ（笑）。
良家の子女が集うフロリダ州のある高校。そこに一大スキャンダルが巻き起こる！生徒のひとり（デニース・リチャーズ）が教師（マット・ディロン）に「レイプ」されたと訴えたのだ。だが、それは全ての＜序章＞にしか過ぎなかった・・・（これ以上はネタバレ）。
この作品の最大の見所は、観客に一切先を読ませない＜スリリングな展開＞の一言に尽きる。かのカルト作「シベリア超特急」を軽く越える大ドンデン返しの連続なのだ！筆者は映画館でこれを観て、そのあまりの凄さに「もしかしたら永遠にこの映画は終わらないのではないか？」とマジでビビった程（ホント）。
もうひとつの見所は、ずばり＜エロ＞（笑）。ネーブ・キャンベルは脱がないが（この人、こう見えて実は既婚者）、デニース・リチャーズ（現チャーリー・シーンの妻）は脱ぐ（吹き替えでなければ）！！更に製作総指揮を兼ねたケビン・ベーコンも出す（それもボカシなし）！ノンケの男子としては全く嬉しくないが（笑）「エニイ・ギブン・サンデー」の黒人といい、何気に男性器を晒す作品が増えた。そのテの趣味の方や女性は是非、そちらもお楽しみに（笑）。
一時期、先述した「シベ超」といい「閉ざされた森」といい、大ドンデン返しが連続する映画が多かったが、今作を超える作品は早々現れないだろう。ちなみに冒頭書いたシリーズは未見！おそらくー「１」のような凄い事にはなっていないだろうし（笑）！
