11月なのに、まだTシャツで過ごせる・・・。地球は大丈夫なのか!?
先日、「シン・ゴジラ」以来となる国産映画「ゴジラー1.0(ゴジラ・マイナスワン)」を観ました。監督・脚本・VFXは山崎貴。山崎監督は過去作にゴジラをちょろっと出したり、西武園ゆうえんちの「ゴジラ・ザ・ライド」の演出も手掛けてる。あの「シン・ゴジラ」の後なので、あまりハードルを上げずに鑑賞した次第。公開前は徹底的に情報統制してたので(この間のジブリみたいだな)筆者もそれにならって、ネタバレしない範囲で、少~しだけ書きますわ^^。
許されるだろう範囲として・・・
●物語は昭和20年から始まって昭和22年まで。
●主役の神木隆之介は生き残った元特攻隊員。ヒロインの浜辺美波とは戦後に出会う。
(神木くんと浜辺さんへの出演オファー&撮影は朝ドラ「らんまん」前だって)
これぐらいかな~!?勿論、ゴジラの日本上陸からの街での大暴れあり(当たり前だ)!「戦後まもなくの日本が舞台」という事で自衛隊もまだないから、筆者はGHQが全面的に戦う筈・・・と予想していたら、映画では、とある事情でGHQは日本に丸投げ(笑)!国民がゴジラに立ち向かう。ネットで騒がれている(!?)某大御所俳優も1カット出てます(ノンクレジットだけに、カメオ出演ってやつですか)。
ゴジラファンの山崎監督だけあって1作目の「ゴジラ」と金子修介監督の「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」の影響ありあり。で、もって「シン・ゴジラ」でやらなかった“海上でのゴジラとのバトルシーン”の為(詳しくは書かない)、CGオンリーだけでなく、わざわざ海上撮影も行ったところが山崎監督のこだわりだって。船酔いもあって監督もキャストも酷い目に遭ったそうだが(笑)。
山崎監督のこれまでの監督作から考えても、彼のキャリアの集大成的な意味合いもある今作。全体的に面白い映画だったけど・・・ゴジラの描写が良かったので、人間ドラマも大事だけど、もう少しゴジラも観たかったな~。あと、これもネット上で話題になってるラスト直前の某シーン(これも書けない)。映画館で「無理、無理、無理!」と心の声が思わず口から出てしまった(笑)。さらにそのシーンのアレね・・・。次のゴジラであの<伏線>は回収されるのだろうか?あと、個人的にはタイトルをもっと早いタイミングで出していれば「ー1.0」の意味合いが強調されて良かったのに・・・とも思った次第。
あれこれ不満も書いたけど、先に書いた通り、ゴジラが大迫力で日本を恐怖のどん底に叩き落とす面白い怪獣映画よ。少年時代、「昭和ゴジラ」後半のゴジラが“いいもの”でマンネリの怪獣プロレスやる諸作品が嫌いだった筆者としてはやっぱりゴジラが怖い存在の方がいいね^^
またまた<新作レビュー>が増えてきたな・・・(汗)。今年はあと3本は映画館に行く予定なので、平にご容赦の程をー!!