<其の806>「沈黙の艦隊」&「ジョン・ウィック:コンセクエンス」短評

 10月に入って(2023年も終わりが見えてきたな~)、ようやく涼しくなってきました。「夏は死ぬほど暑い!」というのが、これからの“ニュー・ノーマル”になるんでしょうねぇ・・・。地球温暖化を食い止めねば!

 

 先日、久々に試写会行って「沈黙の艦隊」を観てきました。筆者は原作漫画の連載をリアルタイムで読んでいたし、単行本も全部買った大ファンなんだけど・・・実写版(以前、アニメ化されてた)は想定よりは悪くなかったけれど、予想通り、長大な原作の序の序で終わってた。映画は“壮大なオープニング”って・・・感じかなぁ。

 原作にないエピソードを入れてるのはいいんだけど、その分の尺で、ストーリーを進めて欲しいとも思ったし、終盤の潜水艦同士の戦闘が分かりにくいとか、上戸彩扮するオリジナルキャラの存在が中途半端とか、残念な部分も多々あったけど、あの原作を実写でやる、という心意気は買った。でもあと最低3本は映画作らないと・・・どうしようもない(苦笑)。なんとか続編が作られるよう期待したい。近年の漫画の実写化って、俳優を漫画に寄せる傾向があるけど・・・今作は誰も原作に似ていない、というのが画期的だと思った。いいのか悪いのか分からんけど^^。

 

 一方、劇場に観に行ったのは前作から4年、、、主演・製作総指揮キアヌ・リーブスのシリーズ第4弾「ジョン・ウィック:コンセクエンス」です(今年は「インディ・ジョーンズ」シリーズ、「ミッション:インポッシブル」シリーズが公開されてアクション映画ファンにはいい年になった^^)。今作では主人公が主席連合に反撃する為、ニューヨークの他、ヨルダンの砂漠に大阪、ベルリン、パリと世界中の大都市で様々なアクションを繰り広げていく・・・殺し屋業界も大変だね(笑)。

 キアヌのアクションも凄いけど(特筆すべきはパリの凱旋門周辺で繰り広げるドンパチのすさまじさ)、今作には真田広之ドニー・イェンが出演!!アジアのアクション映画のレジェンドが2人も出るなんて❤・・・「エクスペンダブルズ」みたいだな(笑)。真田さんの剣さばきは当然のことながら、ドニーさんの「座頭市」を意識した盲目の凄腕暗殺者キャラも要注目。

 

 大ヒット公開中につき、これ以上の詳細は避けるけど、アクションてんこ盛りでお腹一杯の169分(長っ)!筆者は満足しましたよ!やっぱりアクション映画は最高だ~っ(笑)!!

 最後に・・・エンドロールが終わった後にちょっとした<後日談>があるんで、最後の最後まで席を立ったらいけませんよ(マジで)!!