<其の704>ハードアクション第3弾「ジョン・ウィック:パラベラム」

 超大型台風が過ぎ・・・いきなり秋らしくなりました。おかげで風邪ひいたよ!

 

 先日キアヌ・リーヴスが来日してPRした「ジョン・ウィック:パラベラム」を観ました。孤高の"レジェンド"殺し屋を描くシリーズの第3作目です(邦題では略されてるけど原題には「チャプター3」の記載あり)。前作と時間軸が<直結>してるので、これからいきなり観ちゃダメよ。ちなみに「パラベラム」とはラテン語で「戦いに備えよ」という意味。

 

 アメリカ・ニューヨーク。「コンチネンタル・ホテル」内で裏社会のルールを破って人を殺したジョン・ウィック(=もちキアヌ)は"追放処分"を言い渡された。猶予の1時間が過ぎると1400万ドルの賞金がかけられ、世界中の殺し屋から狙われる事になる。彼は雨の降る中、「ニューヨーク公共図書館」へ。書物の中に隠しておいた聖印等を回収したものの、気の早い殺し屋たちが彼に襲い掛かってきたー!!

 

 絶賛公開中につき詳細はこれ以上書けないけど、殺し屋業界(・・・ってあるんか?)も大変ですな(笑)。見どころは何といっても過去2作を越えるハードなアクションの数々!!ガンアクションにバイクチェイス、激しい肉弾戦と凄いアクションがバシバシ展開されます❤エロはないけど、少々どぎつい殺人描写があるおかげで我が日本でも15禁(苦笑)。そしてジョンの過去が少しづつ明らかになってくるのも今作のミソ。

 キアヌ・リーヴスはこれまで「スピード」や「マトリックス」シリーズでアクションは体験済ながら、ふと考えればもう50代も半ば・・・なのにメチャメチャ頑張ってますよ(クランクイン4か月前からトレーニングを始めたそうな)!これまでのガンアクションや格闘技の他、今作では乗馬まで披露^^。スタントマンやVFXの使用を最小限に抑え、アクション映画の面白さをこれでもか、と見せてくれる。隣にいた男性客は凄いアクションが起こる度に「おぉ~!」と唸ってた(笑)。

 アクションと同時に俳優陣もバージョンアップ。ウィンストン役のイアン・マクシェーンシャロン役のランス・レディックにバワリー・キング役のローレンス・フィッシュバーンが嬉しい続投(筆者は同じ役の人が急に変わるの嫌なのよ)。新キャラとして「チョコレート」のハル・ベリーアンジェリカ・ヒューストン(「アダムス・ファミリー」)のオスカー女優2人が加入してる。個人的には2人を観たの・・・久しぶりだわ(笑)。

 一方、キアヌに襲いかかる敵もバージョンアップしていて「ジェヴォ―ダンの獣」のマーク・ダカスコス(マジの格闘家でもある)に、「ザ・レイド」シリーズで知られる格闘技"シラット"の達人、ヤヤン・ルヒアンとセセブ・アリフ・ラーマンが寿司屋をやっている謎の日本人(!?)殺し屋を怪演。マークは時々片言の日本語を話すし、ヤヤンとセセブの役名が"シノビ"って・・・(苦笑)。彼らが働く寿司屋のシーンにきゃりーぱみゅぱみゅの「にんじゃりばんばん」が流れるのはご愛敬^^。

 

 前作のラスト同様、超いいところで終わるんだけど・・・もう4作目の製作、決定してるんだって(やっぱり)!「マトリックス」4作目の後の公開になるかどうかは不明ながら、個人的には・・・あの展開から考えてあと1本どころか、2本ぐらいは作られそうな気がする!まぁ、全部観に行くけどね🎵