<其の786>約13年ぶりの続編!「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」短評

 早くもクリスマス直前・・・今年も残すところ、あと僅かとなりました(早いわ~:汗)。2022年もプライベートで特に何を成し遂げたという事もなく、、、仕事オンリーで、ほぼ終わる事が見えました(トホホ)!

 

 そんな中、先週末に公開されたジェームズ・キャメロン監督最新作「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」を観て来ました。前作は一瞬“3D映画ブーム”を巻き起こしましたが(いつの間にか、しれっと終わってた^^)、筆者は2Dで充分なので、今回は2Dでの鑑賞(当時書いたと思うけど3Dは字幕が読みづらいし、10分もしたら目が慣れる)。公開したばかりなので短く書きますわ!

 

 前作から長い年月を経たパンドラ(惑星ではなく、衛星よ)ー。子供ももうけて平穏に暮らしていたジェイク(=サム・ワーシントン)らの前に再び地球人類が姿を現す。しかも前作で死んだ極悪クオリッチ大佐らがジェイク同様、アバター使って復活!彼へのリベンジで暴れまくる。皆に迷惑をかけないようジェイク一家は山を出て、海の部族が住むエリアへと旅立ったのだが・・・!?

 

 筆者的に前作は超大作ながら「ダンス・ウィズ・ウルブズ」や「ラスト・サムライ」同様のお話に<西部劇テイスト>&<ベトナム戦争映画テイスト>を加えたキャメロンがやりたいことやった結果、観客的には既視感ありありの作品として大して評価していない(前作が好きな方はすまんね)。ビジュアルは素晴らしいとは思うけど・・・世界的に大ヒットした理由は正直、個人的にはいまも謎。

 キャメロンは「映画の見所は全て!」とコメントしてたけど、今作は前作以上に巨額の製作費をかけた事が一目でわかる超大作!今回は海が主要な舞台となる為、俳優達は撮影用巨大プールで水中用モーションキャプチャーを行ったというし、大CG大会ながら水や火の描写も大幅にバージョンアップ。世界最高の技術を駆使して創られた事は疑いようがない。

 ただ、今作は主人公より息子や娘たちがメインになってて、異星人版ファミリードラマが展開。しかも、それが地球人と描写が変わらない・・・(苦笑:詳しくはネタバレ防止で書かないけどさ)。あとクライマックスにはキャメロンの某有名作テイストも入ってる・・・とだけ書いておこう(これぐらいまではセーフだよね!?)。個人的にはまたまた既視感ありありだった。

 全5部作(7部作説も)の2本目だから、いいところで終わるのもみえみえ。上映時間3時間越えだから、大分構えて観てたけど、幸い観ている間は飽きずに済んだ。これが・・・救いかなぁ。ちょいちょいアクションシーンもあるし、筆者があまり映画観てない小中学生だったら満足する内容だとは思うけど。ハインラインファンのキャメロンらしく、またまたパワードスーツもどきや、「攻殻機動隊」シリーズに出て来そうなロボットも出てきたし^^(笑)。

 

 筆者も「ターミネーター」以来、全作映画館で観てるキャメロンファンだから、残りも観るつもりだけど・・・そんなに本数かけて語る内容があるのかしら!?脚本はパート5まで完成済らしいけど(7までやったら脅威的だ)・・・戦いながらパンドラを一周するアドベンチャー・ファミリーみたいな展開になりそうで・・・ちょっと不安。

 

 次回は恒例の<年間総括回>なのですが・・・今年は本当に映画館行ってない!総括するまでもない事は自分で分かっておりますけど、やらないと気持ち悪いので、やらせて頂きます(悪い癖だわ)。