<其の749>「ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット」やっと観た(寸評)

 7月に入りました。今年も半分終わり(早)。で、・・・コロナ渦なのに仕事は何故か多忙(いいのか!?)。余りに忙し過ぎて自然に2キロ近く痩せました(笑)。そんな状況下でありながら映画は観てないけど、寝る前、毎晩少しずつ小説「閃光のハサウェイ」を読んでます(笑:大昔読んだけど内容すっかり忘れてた)。上・中巻は読み終わったので、近日中、下巻も読了予定・・・って学生か(苦笑)!

 

 さて、先日円盤を購入した「ジャスティス・リーグザック・スナイダーカット」鑑賞終了!!仕事を終えて帰宅した夜中に3回に分けて(通算3日間)、ようやく観終えた。なんせ4時間越えだからね・・・こんな長尺の大作観たのはいつ以来だろ?・・・忘れた(笑)。

 念の為に書いておくと→スーパーマンバットマンワンダーウーマンDCコミックスヒーローが集う映画「ジャスティス・リーグ」(’17)は「クレジット上」はザック・スナイダー監督名義なのだけど、実際には彼とプロデューサーだった奥さんが主要撮影後に降板(愛娘の死によるものとされる)。追加撮影と後処理を対抗している(?)マーベルの「アベンジャーズ」シリーズを監督していたジョス・ウェドンが引き継いで完成したのが「劇場版」だった訳(ウェドンは「脚本」としてクレジット)。彼の資質(軽さやユーモア)&上映時間は120分とスタジオから厳命された事もあってか、作品は期待された興行成績をあげられず、以降「ジャスティス・リーグ」シリーズ化は頓挫してしまった。

 そこでファンから「本来、スナイダーが意図したバージョンが観たい!」という声が多数あがった事でスナイダーが腰を上げ、コロナ渦ながら追加撮影を敢行。ポスプロ(編集やMA他)をやり直して完成させた<ディレクターズ・カット>が今作(ウェドンが撮影したカットは一切使用していないとのこと)。

 彼の作品は・・・実はあまり意識していなかったんだけど、長編デビュー作「ドーン・オブ・ザ・デッド」(’04)で“ダッシュするゾンビ”を劇場で観て爆笑して以来、「300<スリーハンドレッド>」(’07)、「ウォッチメン」(’09)にスーパーマン2度目のリブート「マン・オブ・スティール」(’13)と前作「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」(’16)・・・と、彼の監督作の大半を観ている事に気付いた。知らぬ内に筆者は・・・彼のファンだったようだ(苦笑)。

  

 絶賛配信中&円盤発売されてまもないのでネタバレしないよう短く書くと・・・全体的に「話の大筋は大して変わらないけど、印象が大分異なる!」という感じかな。色調も画面のサイズも変わって・・・完全にダーク&超シリアスに(笑)。でスローモーションも増し増し(ジョン・ウーか^^)!

 監督が「今回は時間の制約がないから」として<6つのパート+エピローグ>で構成。上映時間が前の倍になった分、各キャラクターの心情・・・特にサイボーグの出演部分は大幅に増量され、深~く心情が掘り下げられている。

 キャラのビジュアルもちょいちょい変更されてて、ヒーロー軍団とバトルするメイン・ヴィラン、ステッペンウルフは何とデザインが完全変更!更に彼の親分まで登場するのでお楽しみに♪そしてスーパーマンはいつものコスチュームがブラックに変わってる。

 大幅に内容が変更されたのが「エピローグ」。追加撮影によって、バットマンには欠かせない超有名ヴィランも登場するので要注目❤更に本来、ザックさんが構想していた<続編>の前ふりが挿入されていて・・・是非、今回のバージョン発表で、この続きをやってほしいわ~!!今回も面白いんだけど、次作の展開は物凄いことになるとテンション爆上がりした。「スーサイド・スクワッド」のリブートや「バットマン」のリブートもいいんだけど、マジでザック・スナイダーで「ジャスティス・リーグ」の続編が製作される事を切に望む!!!

 

 それにしても都内は再びコロナ感染者急増!・・・映画館が再び休館にならなければいいのだが。