其の674:来年、続編公開「IT」短評

 11月に入ったと思ったら早くも下旬に!!マジ忙し過ぎて何もしてないぞ・・・(焦)。

 
 殺人的スケジュールの中、ようやく観賞した内の1本がスティーヴン・キングのホラー小説「IT-イット-」の2度目の映像化、「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」(’17・米)。
 決して熱心なキングの読者ではない筆者は最初のテレビシリーズも未見だし、今作について大して予備知識もないまま観たのだけれど・・・映画は面白かった^^!!来年、続き(チャプター2)も公開予定なのでネタバレしない&興ざめしないようサクッと書きます。本当にサクッと^^


 
 1980年代末、アメリカのある田舎町で・・・。少年・ビルの幼い弟が大雨の日に外に出た際、大量の血痕を残したまま行方不明になった。この町では児童が行方不明になる事件が相次いでいた。翌年、ビルや仲間たちの前に“それ(IT)”が突如現れるては襲撃されるようになって・・・!?
注)あまりメジャーな俳優さん達が出ていないので、そこんことは割愛しました。

 
 キングの長〜〜い原作を「子供時代のみ」に話を絞って分かりやすく&「時代設定を80年代に変更」した事で、劇場に足を運ぶ世代のノスタルジー(郷愁)をかき立てた事が大ヒットした要因だと思われる。現に筆者も80年代に思春期を過ごしたその世代のひとり^^。

 観た感想としては、同じくキングの「スタンド・バイ・ミー」のメンバーに女子を加えて(当然、メンバーにはデブも在籍^^)ホラーテイストを加えた“少年少女青春もの”といったところか。最新技術も駆使して“それ(IT)”が描かれるんだけど、めちゃめちゃ怖い・・・よりは怖さを越えて爆笑したところも多々あり。単に恐怖するだけの映画じゃないのもグー。

 「スクール・カースト」の底辺に所属する主要メンバー(少年少女たち)それぞれに個人的&家族的に問題があるところも描かれていて、そこらへんの共感もヒットにつながった気もする。イジメっ子は最終的には●●という人生の教訓も描かれる(笑)。しかし、この町の大人たちは何故全員怖いのか(苦笑)!?筆者的には“それ”よりも大人たちの方が恐怖だったわ^^。

 監督はアルゼンチンのアンディ・ムスキエティアンドレス・ムシェッティと表記される事も)で年齢40代半ば。商業映画2作目で、この完成度は大したもの。続編も監督するとの事なので、大いに期待したい・・・けど大ヒットの後だけに、プレッシャーでめっちゃスベったりして(苦笑)。


 <続編>といえば来年1月公開の「クリード」の2作目。なんとアポロの息子が親父を殺したドラゴ(=ドルフ・ラングレン)の息子(・・・あんな怖い嫁さんとの間に子供いたんか)と戦うという凄い内容!!80年代に思春期を過ごした世代としては、これは燃えるね(萌えじゃないよ)❤

 さらに「ガンダム」は小説「閃光のハサウェイ」が映画化決定(驚)!!次の「ハリウッド版ゴジラ」にはキングギドラも出るとか・・・あっちゃこっちゃ凄いことになってきたな🎵