其の639:シリーズ第2弾、「ジョン・ウィック:チャプター2」

 激暑状態が続いています・・・。でも時間がある時に書かないと、また間が空いてしまう(焦)!

 という事で、初日に行きました。「ジョン・ウィック:チャプター2」!キアヌ・リーブス主演のアクション映画の“続編”です。映画を初日に観に行くなんて・・・何年ぶりだろうか?絶賛上映中につき、いつも通りネタばれしないようにサクッと書いていきます^^


 前作のラストから程なくしてー。ジョン・ウィック(=キアヌ)は、盗まれた愛車を取り返すべく、ロシアン・マフィアのボス、アブラム・タラソフ(←前作で倒した組織のボスの兄弟)の自動車工場へ乗り込む。ジョンはタラソフの部下達を倒し、本人とは和解した上で車を取り戻して帰宅する。
 ジョンが車の修理を依頼した後、イタリア系犯罪組織「カモッラ」の幹部、サンティーノ・ダントニオがジョンの自宅を訪れる。彼はジョンと引退前に交わした“誓印”をたてに実姉の暗殺を依頼する。一度は断るものの、依頼を受ける事にしたジョンは一路、ローマへと飛ぶ・・・!


 前作のヒットを受けての“続編”という事で海外ロケあり、倒す敵の人数も予算も大幅アップした第2弾(ハリウッドの続編王道パターン)。見所は何と言ってもキアヌの超人的殺人術!前作同様、超至近距離で敵をガンガン撃ち殺すほか、台詞で語られていたジョン伝説のひとつ「鉛筆1本で敵を3人殺した」も実際に観られる(やられた方はメッチャ痛そう)。

 前作にも出てきた世界の黒社会の人たちが集うホテルも再登場。ニューヨークのほか、ローマにも系列店があって、そこに<武器のソムリエ>がいるというアイデアは面白かったな〜。クライマックスの戦いは「燃えよドラゴン」のオマージュとなってるし(←キアヌも監督も認めてる)。

 とはいえ今作最大の目玉は「マトリックス」3部作以来となるローレンス・フィッシュバーンとの共演!「ネオ」と「モーフィアス」の再会だぜ〜、これはアクション映画ファンとしては燃え&萌えるでしょ。個人的にはローマ部分で出てきた“元祖ジャンゴ”ことフランコ・ネロの貫録たっぷりの演技もあるが。御大2人がどんな役柄で主人公と絡むのかは観てのお楽しみという事で^^。

 
 これは「続編映画」については仕方のない事だけど・・・やっぱり格闘技交えての銃撃戦とか前作を越えてはいるものの、「おーっ、すげー!!」という驚き&興奮は正直ない。二度目だしね。ただ、観ていて飽きないし、ひたすら生身のアクションに徹して見せようという製作姿勢が素晴らしい!70〜80年代の映画では普通だったけど・・・現在ではCGに頼らず頑張ってるアクション映画って貴重だと思うし(今作でもキアヌが大半のアクションシーンを自ら演じている)。最後の最後は「早くチャプター3作ってくれ〜」と観た人誰もが思うだろう。

 幸い3作目の製作もほぼ決定しているようなので、ジョンの“その後”がすぐ観たい!!

 
<どうでもいい追記>はや2017年も半分終わった訳ですが・・・この後は実録戦争映画「ダンケルク」に、リドリー・スコット関連「エイリアン」と「ブレードランナー」の続編(この年になって「ブレラン」の続編まで観る事になろうとは・・・)、そして年末はスピンオフじゃない「スター・ウォーズ」の8作目・・・。なんだかんだ言っても今年の後半戦もまだまだ観たい映画があるわ。なんとか頑張って1本でも多く映画を観たいと思う今日この頃。