其の609:超巨大UFO再び「インデペンデンス・デイ」続編

 世の中、連休モードの先週末・・・3日間ろくに寝ずに働き続けたので、未だにいまいち頭が動いてません(涙)。そんな状況なので今回は新作を“さらり”とー。

 
 忙殺状態直前に<予告通り>鑑賞したのが1996年の大ヒットバカ映画「インデペンデンス・デイ」20年ぶりの正統派続編「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」!監督は前作と同じく<地球破壊王>ことローランド・エメリッヒ!!前回の主人公・ヒラー大尉(ウィル・スミス)は、この20年の間に戦闘機のテスト飛行で事故死・・・という設定で出てこないけど、ジェフ・ゴールドブラムビル・プルマンら前作の人たちが大勢出てきたのは嬉しかった^^!・・・けれど、あれから20年。ウィル・スミスの奥さん役演ってた人がえらく老けた&肥えててビックリ!まぁ、その分、リアルタイムで前作観たこちらも老けたけどさ(苦笑)。

 前作は巨大なUFOが何機も来て地球全体を攻めてきたけど、今回はそれを大幅に上回る超巨大UFO(直径5000キロ弱!!!)が出てきて(でも1機)アメリカに来るんだけど(しつこい宇宙人)・・・映画としては、つまらなかった(予想はしてたけど残念)。

 絶賛公開中なので、詳細は伏せますが・・・やっぱりなんぼUFOデカくしても、2度目とあって、さほどの衝撃はない。「ジュラシックパーク」のあとの「ロストワールド」や「ナイトミュージアム」の「1」と「2」と同じこと。人間は贅沢な生き物なので、いくら“バージョンアップ”してても、2度目は最初観た時ほどの驚きはないものなのよ。

 更に<地球破壊王>ことローランド・エメリッヒ作品なんだから、その“都市破壊描写”をこちらも愉しみにしている訳で(筆者だけか??)・・・今回はその破壊描写の尺が割と短め!!もっとフリとしてぶっ壊さないと・・・話が盛り上がらないじゃん!もともと大したドラマないんだし(笑)。


 前と変わらずツッコミどころ満載とユーモアでちょいちょい笑えはしたけど、期待を大きく外した一作であることは間違いない。近年のハリウッドの“中国寄り”も大分気になったし。当初は2部作の予定が“大人の事情”で1本でまとめた影響もあったかもしれないけど・・・外した外した!これで今月末公開予定の「シン・ゴジラ」がダダすべりされると・・・個人的には辛い夏になりそうだ(・・・って、アラフィフのおっさんが書くコメントじゃないな)。



 ムック本「山上たつひこ 漫画家生活50周年記念号」(河出書房新社)を購入。筆者が最初に読んだ漫画(「雑誌」ではなく「単行本」が先だった)が「ドラえもん」で、思わず声を出して爆笑した初めての漫画が「がきデカ」!当然、影響受けまくった^^。今考えても「がきデカ」をリアルタイムで読めたのはラッキーだった。いまじゃ絶対、少年誌では連載できない(笑)。山上先生も間違いなく日本が誇る真の天才のおひとり。
 書籍には、先生のプロフィールに「2016年 ドミニカ共和国へ移住」の文面が!!先生、本当ですか!?これが真実ならば・・・今年、一番驚いたことかも。