其の238:番外編「2008年公開映画」

 まもなく2007年も終わりますが、今月発売された映画雑誌には来年公開予定の映画情報が盛んに掲載されています。そこで筆者の琴線にふれた期待作を一部ピックアップして、ご紹介!傾向が偏っているかと思われそうですが・・・あまり気にしないように(苦笑)!


 まずは「洋画」から(といってもハリウッド中心だけど)。1月に公開される「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」。ティム・バートンジョニー・デップのコンビによる<ミュージカル>!歌って、踊って、人殺すジョニー(笑)。これは絶対外せないね^^

 
 08年もあいも変わらず「続編」多し!その中で「期待半分、怖さ半分」なのが5月公開の「ランボー 最後の戦場」!「ロッキー」シリーズを見事な完結に導いたシルベスター・スタローンだが、今度のランボーは・・・スチール見る限りではシャツ着てるしな〜(苦笑)。前3作、全てリアルタイムで観てるから一応観るけどさ(苦笑)。
 そして6月公開の「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」!タイトルが「ディズニー・シー」のアトラクションとタイトルが似てるのが気になるけど何か関係あるのか?ハリソン・フォードもスタローン同様、もう年だし・・・ハリソンのアクション・シーンがCGじゃない事を祈る(笑)。筆者的には「ハリー・ポッター」や「ナルニア国」は割愛(ファンの方、ごめんね。「ハムナプトラ3」はヒロインがレイチェル・ワイズじゃないから興味なし)!
  

 「アメコミ映画」も変わらず多いけど・・・興味があるのは<リアル・バットマン2>こと「ダークナイト」(夏)。前作はマンガが原作なのに変にリアルを追求して(でも、その割りには「ご都合主義」だったり)いまいちノレなかったけど、衣装だけはかっこよかった(笑)!再登板のクリストファー・ノーラン、今度は頼むよ!!


 秋に公開されるジョン・ウー先生の大作「レッドクリフ」は「三国志の<赤壁の戦い>」。構想18年、製作費90億円の大作である(金かけりゃいいってもんじゃないけどさ)。ウー印の鳩も出るそうだから期待しよっと^^「マッハGoGoGo」と「ドラゴンボール」の実写映画は・・・危険な臭いプンプン(爆笑)!


 謎めいた予告編で話題沸騰の「クローバーフィールド(原題)」。監督J・J・エイブラハムの策略に筆者も乗せられそう。「とんでも超大作」連発のローランド・エメリッヒによる「紀元前1万年」は・・・きっと時代考証、めちゃめちゃなんだろうな〜(苦笑)。夏公開のM・ナイト・シャマラン監督「ハプニング(原題)」は・・・前作が余りにもダメダメだったんで期待薄!


 「まともな作品」から選ぶと監督ブライアン・シンガー、主演トム・クルーズの「ワルキューレ」はちょっと良さそう。ナチ・マニアは必見(?)。リドリー・スコットの「アメリカン・ギャングスター」もなかなかいけるのでは?本当はSF撮って欲しいけど。コン・リーが久々にチャン・イーモウの作品に出演した「王妃の紋章」(日本のマンガ「王家の紋章」とお間違いなく)は映像美を堪能出来そうだ^^ちゃんとストーリーもないと不味いけど。アン・リーの新作「ラスト、コーション」(トニー・レオン主演)はかなりエロいらしい。スケベな方はどうぞ劇場まで(笑)!
 この他にもゾンビ映画の第一人者、ジョージ・A・ロメロの新作ホラーやブライアン・デ・パルマの戦争告発もの等もあるので、何気に賑やかな08年の映画界ではあります^^


 最後に我が国、日本映画を。こちらはTVドラマの映画化や漫画原作が多いのが特徴といえそう。「ガリレオ 容疑者Xの献身」や「クロサギ」、「相棒」、「花より男子 ファイナル」のほか、「奈緒子」や「おろち」(楳図かずお大先生!)、「デスノート」のスピンオフ「L change the World」なんてものまである。三谷幸喜の「ザ・マジックアワー」は・・・さて?

 アニメでは「エヴァ」の新劇場版第2弾「序」のほか、宮崎駿御大の「崖の上のポニョ」(出来はどうあれ客は入るんだろうね)に押井守の新作「スカイ・クロラ」(「立ち食い」は関係なし)も公開!いよいよ来年こそ「邦画バブル」ははじけるのか!?そんな点も含めて要注目の2008年映画で御座います。