其の572:実写版「進撃の巨人 前篇」を観る

 ・・・予想していた通り、7月の上旬は忙しく・・・気付いたら半分終わってた(苦笑)。
 やっと晴れが続いたと思ったらメチャ暑で気力・体力もなし・・・よってサクッと書きます!


 来月公開される諫山創の人気漫画の実写化映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2部作の前篇)」を鑑賞(公開前なので言うまでもなく試写会で)。アニメ化(TVに続き映画版も上映中)もされている超有名作(なのでストーリー紹介は省略♪)。豪華キャスト&長崎の軍艦島でロケした等、話題作でもありますが・・・原作に出るキャラ大幅カット&新キャラ大量投入で、事前の評判はあまり高くない。筆者の興味は専ら脚本に映画評論家の町山智浩が絡んでいるんで(渡辺雄介との共同脚本)、さてどう脚色したか・・・という点にありましたが。

 筆者は漫画も劇場版アニメも観ている人ですが・・・そんなに世界観に違和感はなかった!あくまで原作至上主義で考えると主人公・エレンに三浦春馬はビジュアル的に似てないし(苦笑)、ミカサ役の水原希子とエレンの関係も大きく異なるものではあったけど。

 先述の“町山目線”で観ると、筆者は「町山さん、小ネタ入れてくるな〜」という部分をちょいちょい感じられた(ご本人にお会いしたことないけど)。公開前なので、あまり書けないけど・・・例えばエレンが現状に不満を抱く若者(しかも天涯孤独)という設定は、「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」のルーク・スカイウォーカー(=マーク・ハミル)とまんま同じだし、エレンが“あるキャラ”に誘惑されてHなことしそうになる時、巨人に襲われるのは・・・ホラー映画の定番鉄板パターン(笑)。この辺りは映画をよく観る人の方がより愉しめるとは思った^^。漫画通り、巨人が人を食べる場面もキチンと描いていたのは偉い!TV放送の時はカットされるんだろうけど(苦笑)、映画館行った人のお楽しみということで❤

 もっとも今作で重要な<特撮シーン>。巨人しかり、肝となる<立体機動装置>のアクションも頑張ってたとは思うけど・・・大変残念ながら、どれも筆者の想像の域を越えるものではなかった。「日本映画だから、これぐらいのクオリティーかな〜」というレベルの映像をまんま見せられた感じ。これがハリウッド並の予算をかけて、あちらの技術を使ったらもっと凄いものが出来たと思うが・・・これは仕方ないか(樋口真嗣監督が担当した「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」の特撮は完璧だったのにな〜。企画発案者でありながら降板した中島哲也監督ならどうしただろうか)。あと石原さとみのコメディエンヌぶりは相変わらず良かったが、桜庭ななみの<食いしん坊ギャグ>がスベっていたのも残念だった(笑:そこはどうでもいいか)。


 2部作の<前篇>ということで・・・これまた予想通りのところで終わったけど、原作者交えて脚本ミーティングもしたそうなので、実写版なりのエンディングが用意さてれる筈。今作だけでの<最終的な評価>は早計でしょう。9月公開の<後篇>に期待します^^