其の60:エログロ鬼畜コメディ!「メリーに首ったけ」

 「メリーに首ったけ」は人気絶頂時のキャメロン・ディアスのー人気を決定付けた1作といえるだろう。それは、彼女がこの仕事を受けた<勇気>があったからだ(笑)。監督のファレリー兄弟は・・・危ないネタを平気でギャグにする鬼畜系(ホント:笑)。まぁ、下ネタ好きならOKな映画かも!?

 物語は至って簡単!高校時代から想い続けた人気者のキャメロンをベン・スティラーがライバル達を意識しつつ、必死にアプローチし続けるさまを描いたもの。

 このベタな筋立てに(笑)ベタなギャグは勿論、下ネタ、身障者ネタ、動物虐待が<大パノラマ状態>で繰り出される!!良識ある人&シャレの分からない人は呆れるか激怒するかどちらかだろう(苦笑・でもホント)。特にポスターにもなっているキャメロンの髪の一部が何故、ツンと立っているのかは観てのお楽しみ!筆者が劇場で観ていた時、後ろに座っていた女子大生ないしOLとおぼしき女性がひとり大爆笑していた事が思い出される(相当、助平な女と見た)。
 「コメディ大王(筆者命名)」ベン・スティラーは相変わらず飛ばしてくれるし、キャメロンも健康的且つキュートで魅力的!更にその二人に絡むのが「アウトサイダー」、「ビッグ・タウン」のマット・ディロン(涙)。彼もよくこの仕事を受けたなぁ・・・と思うが、この作品での共演をきっかけに一時期、キャメロンと交際していたから、まぁよかったかも知れないが(笑)。
 この作品の大ヒット後、かの鬼畜兄弟監督は元ブラピのフィアンセ&ジャック・ブラック主演「愛しのローズマリー」では肥満ネタ。マット・デイモンの某作では○○ネタ(とてもアブなくて書けない)・・・と、この<異常鬼畜路線>を継続演出中(苦笑)。
 評価はわかれるだろうが「メリー〜」は<こんなスタイルのコメディもある!>という意味でも価値ある1本だろう。